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テスト前後で本当に大切な時間
期待はいけない?
テストが近い子にとって、テストで何が出るかはとても重要な問題。
親も何点くらい取って欲しいとか、何位ぐらい目指して欲しいとか、偏差値いくつは必要とか、色々期待を込めて接することと思います。
もちろん期待することはいけないことではありません。
期待を口にするなとも言いません。
しかし、成績を期待すると、希望的観測が入るため、実際には期待よりも悪くなることの方が多いのです。
そのため、期待通りに行かないと「裏切られた!」という気持ちになってしまい、焦りが出ます。
子どもも期待された点数を取りに行くことがことが大切と思えば、頑張るのはテスト前だけになります。
「勉強しないからこんなことになるんでしょ!」
「目標に届かなかったね。」
これらは期待に対する評価、反省であり、これで終わってしまいがちになります。
しかし本当に大切なのは、その結果に対してどのように対処するか、という力のはずです。
テストが終わりました。
直しをチェックしていません。
これはまさにテストに結果を求めている象徴的な事例です。
「直しをする力」が大人度を育てる
世の中に出て、何のトラブルも起こさず完璧に立ち回って仕事をできる人になれればそれに越したことはありません。
しかし何かしらやらかすのが人であり、社会であり、生きていくということです。
そんな時にどうするのか、これこそが本当に必要となる力のはずです。
そしてこの力は、この時期のテストからでも十分育てることができるのです。
小テストの直し、してますか?
塾に通っている子は小テストを散々やらされていることと思います。
その小テスト、どうしていますか?
テストの直しをしない子は、小テストの時も直しをしていません。
逆に言えば、こういう小さいテストの直しをちゃんとできる子は、テストの直しもできる、ということです。
声掛け一つで考え方が変わる
小テストもテストの点数で話をするのではなく、直しの仕方を判断材料にして子どもと話してみましょう。
テストの点数だけみて、
「何この点数!?」
と話せば、子どもは点数を重視しがちになります。
「どこで間違えちゃったの?」
と話せば、その原因を探るようになります。
一時的に反省しても長く続かないというのも、点数重視の考え方が生む弊害です。
結果が出てしまった後なので、今さら考えても仕方ないと思ってしまうのです。
普段からテストの後にどうするかの方を重視する考えが身についている子は、割と長く反省を活かせるものです。
前と後、どちらの期間が長い?
テストの前と後の期間を比べると、どちらの期間の方が長いと思いますか?
大抵の子はテスト2週間前、早くても1か月前ぐらいしか意識しません。
それに対してテストの後の期間は、次のテスト期間が来る前まで続きます。
つまり、テストの後の期間の方が圧倒的に長いのです。
ということは、どちらを大切にしてテストに挑んだ方がいいか、どちらを大切にした方が結果的に伸びやすいか、もうお分かりになりますよね?
6月か7月のテストで考えてみましょう。
テストが終われば夏休みです。
テスト前の期間は2週間から1か月程度、テスト後の期間は2か月程度。
長い目で見て、どちらを大切にする子が伸びやすいでしょうか?
テスト勉強のときの声掛けで、何を重視して勉強するべきなのかが表れます。
ブレないように子どもと接してあげて下さいね。
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