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漢字練習に有効な回数と小学生にオススメの覚え方と効果的な勉強法

効率的な漢字練習の仕方

「積」と「績」を間違えた

蘇我教室の中学受験生が行っていた漢字の勉強をちょっと紹介。

塾生

「積と績の字を間違えた!」

と言って、関連する漢字を思い出しながら書き出して、意味の違いを推察していました。

ただの漢字の勉強でも丸暗記せずに意味を追求するあたりはさすがファイの塾生(笑)

ファイで長く指導している子は、こういうことができるようになります。

でも実はそんなに難しいことでもないので、漢字の勉強のさせ方に苦労しているお母さんのためにご紹介しましょう。

漢字の勉強「積と績」の違い

漢字には意味がある

漢字をひたすら書いて覚える子が多いのですが、ただひたすら書かせて覚えさせる漢字は、宇宙人の文字を意味も分からず書きまくるのと同じ!です。

小テストのために覚えるとなると時間もないかも知れませんが、焦らずに意味をしっかり考えさせたいところです。

学年が上がれば上がる程、意味を分からず丸暗記に頼りがちになりますので、少しでも早い学年で勉強の仕方を身につけさせるのがポイントになります。

漢字の意味を調べる

調べるのは辞典でも構いませんし、電子辞書でも構いません。

自分で調べられるのが一番いいですが、時間の兼ね合いもあるので、その場合は教えてしまうのも手です。

親がついてあげられるのであれば、一緒に調べて教えていくといいでしょう。

調べる時のポイントは、共通イメージを持つことです。

漢字の場合、へんや部首に大元の意味があり、それと関連した意味がつくりの方に付け加えられていることが多くあります。

それを押さえて、熟語の共通イメージを探っていきます。

何度も書かない!

一般的には何度も書いて練習しろと言われる漢字ですが、実は何度も書いても意味がないことが脳科学により明らかになっています。

書くなら3~5回程度に留めるべきでしょう。

また、小学生、中学生くらいまでは、大人と違い飽きるのも早いものです。

あまり何度も書かせていると、すぐに嫌になり、手抜きの方法を考えるようになります。

そして一度手抜きに走ると、それが習慣化してしまい、正しい漢字すら覚えられなくなります。

そのため、子どもがイヤになる前に、書く回数を減らし、中身を重視する練習に変えた方がいいでしょう。

漢字の理解は読解力にも影響してくる

お母さん

「ただひたすら漢字の勉強をしていて、読解力がつくんですか?」

というご質問を頂くことがありますが、漢字の勉強だけしていても読解力にはなりません。

しかし、漢字が出来ない子が読解をできるということもありません。

つまり、読解力がある子は漢字もできているのです。

よって、読解力をつけたいという子は、まず漢字を意味のレベルからしっかりと理解する

これにより文章を漢字でつまづかずに読めるようになり、読解力のベースとなる部分が作られるのです。

中学受験なら焦らずに1つずつ

中学受験の漢字の小テストなら落としたところで内申点などへの弊害は出ません。

その小テストの点が取れないだけです。

そのため、慌てて何回も書かせて覚えこませるよりも、1つずつ丁寧に意味を確認しながら覚えさせていく方が、長い目で見て効果的です。

小テストで点が取れても、すぐに忘れてしまうようでは意味がありませんから。

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