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漢字を100回書くのは正しい勉強法なのか?(学習法診断)

漢字の練習(習字)

間違えたら100回書かされた

お母さん

「今の塾では漢字を間違えると100回書かされるのですが、果たして意味があるのでしょうか。うちの子は漢字が苦手で練習していても間違えるため、毎回500~800個ぐらい書かなければならず、塾長にも話を聞いてみたところ、『漢字は全ての基本。今できるようにしておかなければ、この先もずっとできないまま。頭で覚えられないなら手に覚えさせなければならない』と言われました。」

漢字を100回書く意味

今回のケースでは、小テストのために予め指定された漢字を覚えてきて、テストで間違えた漢字を100回書くという練習をさせられていたとのことでした。

この場合、100書くこと自体には意味がありません。

ペナルティとして100回書くという事自体に意味があるのです。

テストも見せてもらいましたが、予め指定されている範囲と同じ問題がそのまま出ていたので、ちゃんと練習しておきさえすれば取れるはずのテストなのです。

しかも問題数も1週間で10個と全然多くなく、十分覚えられるであろう量でした。

つまり、覚えさせるために100回書かせているのではなく、「100回も書かなくていいように、ちゃんと家で練習してこい!」という意味なのです。

ならやればいいじゃないかとおもいますが、実は親はちゃんと練習させていました。

それでも取れていなかったのです。

ファイの漢字練習

なぜ練習しているのに点が取れないのか

この子の場合、練習が雑で、保護者の方が一生懸命添削しているものの、本人に漢字練習のやる気が感じられず、とにかく回数をこなせばいい、という考えになっているところが問題でした。

また、漢字練習についても、指示された通りに書けばいいと思っていたらしく、意味が分かっていない漢字をそのままにして、とにかくかきまくっていました。

そのため、家でもただの手の運動になっていて、漢字は形としては頭に入っていても、練習途中から間違えて書きまくっているものもあり、意味が分からないどころか、読み方さえわからないままただひたすら書いているものも少なくありませんでした。

だから何度書いても頭に入らず、結局ペナルティを受けることになっていたんですね。

目的を見直すこと

今回のケースでは、そもそも練習段階から手抜きだったため、どうやって練習させればいいかを話しました。

端的に言えば、書く回数ではなく、間違えずに練習できたことを褒めるといいのです。

とりあえず書くのは勉強ではない、ということをハッキリとわからせるのです。

これをハッキリさせず、目的と手段がごっちゃになっているから練習しても点にならなかったのです。

漢字練習については以前の記事で書いたので、そちらも合わせてご覧下さい(^^)/

 ⇒ 漢字の勉強の仕方

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学習法診断士。東京、千葉、埼玉を中心に独自の教育論、常識外れの教育手法を用いて大手進学塾や個別指導塾、家庭教師といった教育機関で多数のミラクルと言われるような合格を打ち出す。2013年に株式会社学習法指導塾PHIを設立し、子供たちへ勉強のやり方の指導を始め、親への接し方の指導、セミナー活動、高校や大学での指導、塾や学校の先生などの教育者に対する指導、動物介在教育など多岐にわたって教育業に携わる。

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