集中力は簡単につけられる
なぜ集中力がない?
学習法診断を行った方で、このように嘆く方が結構いらっしゃいます。
今回紹介する子も、学習法診断の最中、あっちふらふらこっちふらふらしていました。
お母さんは何度もカメラの前に引き戻します。(オンラインでした)
その様子を見て、お母さんがぼやいていました。
でも実は集中力がない原因は、ほぼ例外なく親にあるんですね。
そして集中力をつけるのも、親が簡単にできることなのです。
小4なら今からでも遅くありません。
今回学習法診断でこの方にお話した方法を紹介しましょう。
命令が集中力を阻害する
![](https://shingakuzyuku-phi.com/wp-content/uploads/2021/02/1582486-3.png)
「これをしなさい!」
「あれをしなさい!」
「いい加減、勉強しなさい!」
ついつい毎日繰り返してしまう命令。
しかしこのようにやりたくもないものをやらされている子は、まず伸びません。
子どもは勉強スタイルを、夢中になる経験から学びます。
たとえそれが勉強ではなくても、あれこれ考える中から様々なことを学ぶのです。
そのため、勉強をしていないように見えても、夢中になれる子は沢山学びます。
どうすれば解決できるのか。
どうすれば先に進めるのか。
夢中になっているうちにあれこれ解決策が思い浮かぶのです。
もちろん大抵はテストには関係のないようなことだから、夢中になったところで成績にはつながりません。
しかし夢中になって考えた経験がある子は、やろうと思った時に要領よくこなすのです。
何か問題が起きた時、どうすればいいかが見えてくるのです。
勉強には興味がなかった子も、何かの機会に勉強をやり出すタイミングは来ます。
そのタイミングで好きなことを活かせれば、次第に1教科、2教科とできる科目が増えてくるのです。
だからどうせやらないなら、勉強を頑張れなんて言わない方がいい。
頑張っていることを応援する方が、結果的によく伸びるのです。
集中力を勉強につなげる方法
集中することを知っている子は、勉強に自分が向き合ったとき、効率よく勉強することができるようになります。
しかし、それをただ待っていても、いつになるかわかりません。
そこで大切になってくるのが、勉強に向かうきっかけを与えること。
それが中学受験の受験勉強なのです。
受験のための受験勉強ではありません。
きっかけのための受験勉強です。
このきっかけをうまくつかむことができれば、集中して勉強できるようになります。
今からでも遅くありません。
小5ぐらいまでなら、なんとかなります。
しかし小6はギリギリ。
中学生になってしまったら手遅れ。
もし今現在、いくら勉強しても、集中できていないのなら、その勉強がこの先もずっと続いていくことでしょう。
このままではマズいと思うのなら、まずは子どもが集中できるものを見つけてあげて下さい。
そしてそれに集中する時間をしっかりと確保してあげる。
勉強に集中できるようになるのは、それからです。
これ自体は家でもできる簡単なことですが、感情のコントロールがうまくいかず、集中させてあげることができないのであれば、ファイへご連絡下さい。
机上の空論ではなく、あなたのお子様に合ったやり方でアドバイス致します(^^)/
![アドバイスするコールセンターの女性のイメージ](https://shingakuzyuku-phi.com/wp-content/uploads/2021/04/590924-2.jpg)
「どうしてうちの子はこんなに集中力がないのでしょうか…」
埼玉県 小4母