日本初!オンライン授業専門で勝手に勉強する子ができる塾

中高一貫対策のための作文攻略法と、オンライン授業での指導例

中高一貫の作文対策を本気でするなら

高額課金しても伸びなかった作文力

お母さん

「小4の時からあまりに国語力がないため、都立中高一貫を受けるにあたってこのままではマズいと思ったので、小5からそれなりに有名(?)な作文教室に通わせていました。月6万くらいかけて、ガッツリやっていました。下手に安い対策をしても大して効果は期待できないだろうと思い、高いのは覚悟で思い切ってマンツーマンの指導を選びました。ところが、いつまでたっても作文は書けるようにならず、記述問題も未だに空欄ばかりです。添削は丁寧で、全く書けない娘を何とか書かせるまで持っていってくれるのですが、一年通わせてもこの程度かと思うと、このまま続けるべきか迷います。先生は『すぐに結果が出るものではないから頑張り続けましょう。前よりも書けるようになってきていますよ。』と言って下さるのですが、このまま通わせるべきでしょうか。それとも見切りをつけた方がいいのでしょうか。」

サピックス+作文教室 小6 都立中高一貫志望の女の子 母

この子は学習法診断をし、残念ながら意味がないことが判明したので、その旨をお伝えしました。

確かに添削はとても丁寧で、先生が一生懸命教えていたのも伝わってきました。

しかしこの子に必要なのは、作文を書くテクニックではなく、社会の勉強だったんですね。

この子のように、一生懸命作文対策を行っても、思うように伸びないというご相談は結構頂きます。

実は当たり前なんですね。

どれもこれも、ほぼ同じ理由で伸びないのです。

今回はそんな作文対策の実情と、そういう子がやるべき対策について紹介しましょう。

にわか仕込みの作文対策では効果が出ない理由

近年、作文は総合的な力を判断できるとあって、中高一貫校を始め、中学受験、高校受験でも重要視されてきています。

塾や通信教育でも作文対策を行うところが増えてきましたが、実はそのほとんどが表面上「対策をやっている風な教育」なのです。

ひどいところだと、作文対策を実施していると言いつつ、集団授業で一斉解説

個別指導でも、添削するだけ

教えているのは書き方や整理の仕方といったテクニックばかり

しかしこれだけではそのお題に対する対策にはなっても、本質的な力にはならないのです。

要するに「作文対策」と名前を出しておけば売れるというだけで、中身が伴っていないのです。

お母さん

「え?でも、ファイさんのオンライン授業でも作文対策やっていますよね?何か違うことをしているんですか?」

はい、ファイはオンライン授業で作文対策をやっています。

もちろん一般的な受験用の対策とは大きく異なります

実はわざわざ講座を受講させなくても、ご家庭で簡単に書く力はつけられるのです。

点にしようと思うから、金額が高くなってしまうんですね。

そこで、ファイでは本質的な書く力を身に着けることを目指しています。

その結果、受験でも通用する作文を書けるようになればいいな、という練習方法です。

そのため、ご家庭でも真似して実践していくことができます。

今回は、そんなファイが実際に行っている指導を基に、練習のさせ方を紹介していきます。

特別なことではなく、どなたでもできますので、ぜひ真似してみて下さい。

ではまず初めに、「税についての作文」の練習のさせ方について紹介しましょう。

まず子どもの知識レベルを確認してみます。

塾生

「税?あ~あれね!税率10%にする発言で支持率下げたと言われる!」

この程度の知識でお題作文を書くのはちょっと厳しい。

この場合、税についての周辺知識から入れていかなければならないのです。

そしてその仕組みについて、自分の意見を持たせる必要が出てきます。

ところが一般的な指導では、テンプレートのようなものを基に、どのようなことを書けばいいか、どうやってまとめればいいかを教えてしまいます。

これでは点は取れるかもしれませんが、自分の意見を持つことも、伝えることもできるようにはなりません。

そのためファイではまず塾生自ら周辺知識を学び、ディベートを通して自分の意見を持つように仕向けるところからスタートします。

内容や構成の指導はその後なんですね。

夏休みの宿題では、よく

『環境問題』
『住みよい地球』
『社会を明るくする運動』


というお題が出されますが、実はこれらは公立中高一貫でもよく出題されるお題なのです。

そのため、これら学校から出された課題でも、公立中高一貫の作文対策になるのです。

では具体的に、オンライン授業でどのような指導をしているのかご紹介しましょう。

公立中高一貫の作文

公立中高一貫の作文とはどんなものかご存じでしょうか。

過去問をご覧になって頂ければお分かりになると思いますが、知識と表現力を試す傾向にあります。

知識は言語に関する知識と、時事問題が関わる社会的な知識が要求されることが多いですね。

実際に出題されたお題を見てみましょう。

作文のお題の例
  • 読書について。
  • 体験、経験について。
  • ロボットと人間はコミュニケーションを取れるか。
  • 好きな風景について説明しなさい。
  • 美しい日本語について、外国人に説明しなさい。
  • 挨拶、夢、趣味について。
  • 四字熟語について。
  • 国際社会、異文化交流について。
  • 環境問題について。

ぱっとこれを眺めただけでも、公立中高一貫は、文章を書ける子を重視している!と言うことがわかります。

もちろん重視しているのは作文の力だけではありませんが。

ほとんどの場合、お題となる文章自体も複雑で、読解力(問題を読み解く力)を必要とするので、あまりに完成度が低い作文では、あっさり落とされます

つまり、テンプレートのような知識で薄っぺらい意見や考えを書いても、大して評価されないのです。

お題作文(テーマ作文)の書き方

お題作文は読書感想文とは異なります。

最大の違いは、知識と自分の意見を必要とするという部分です。

うわべっ面の知識では浅い作文しか書けないのです。

これでは当然点数は稼げません。

お題に対する知識がないのであれば、練習段階では周辺知識を調べてまとめるところからはじめましょう。

もちろんテスト本番で調べながら書くわけにはいきませんが、最初は練習なので調べてから書いても構いません。

まず書き始める前に、以下の内容のメモを取って下さい。

SNSでよくある、質問のバトンに答える感覚でOK。

書き始める前のメモ
  1. テーマは何?
  2. 関連キーワードは?
  3. 問題点(デメリット)は?
  4. 利点(メリット)は?
  5. あなたはこれについてどう思う?

例えば、『税について』ならこんな感じです。

例)税について

税についてのメモ例
  1. テーマ:税
  2. 関連キーワード:
    消費税・住民税・間接税・酒税・印税
  3. デメリット:
    消費税は10%にしなければならなかったのか。
  4. メリット:
    消費税を上げれば国の借金を減らせる。
  5. どう思うか?:
    「医療制度をもっと整えるためにも税金は上げるべきだ」or「今税金を上げるとみんなお金を使わなくなり,経済が滞るからやめるべきだ」

こんな感じです。

結論は賛成だろうと反対だろうと問題ありません

あくまで自分の意見を理路整然と主張できるかどうか、多角的視点を持っているかどうかが評価対象。

あまり過激な発言、例えば、「二酸化炭素を減らすために人類を滅亡させるべき」みたいなことを書かない限り、減点対象にはならないのでご安心を(笑)

例)石油について

石油についてのメモ例
  1. テーマ:石油
  2. 関連キーワード:
    二酸化炭素・温暖化・自然破壊・海面上昇
  3. デメリット:
    燃やすと二酸化炭素が出る。温暖化につながる。流出事故で自然破壊。値上がりを続けてる。
  4. メリット:
    石油により,ガスやガソリンが作られているので,生活が安価に豊かにできる。なくなったら車も走れず,火力発電所が止まったら電気も使えなくなる。
  5. どう思うか?:
    今の生活には不可欠なので、使用を最小限に留めて、太陽光発電などをもっと普及させるべき。

こんな感じです。

おもいつくままにさらさら書いて材料をそろえるのです。

あとはそれぞれを筋道を立てて説明するのみ!

紹介や手紙がテーマとなっている作文

基本は一緒です。

まずは題材をそろえる。

利点欠点の部分は『アピールポイント』、『その理由』に変えてあげればいいだけです。

一般的にこういうお題作文で評価が高くなるポイントは、

評価が高くなるポイント
  1. 利点と欠点の両方の視点を持っていること。
  2. グローバルな(色々な人から見た)視点で書くこと。
  3. 作文用紙の使い方、字の丁寧さ。

です。

これに関しては知識というより経験がものをいうので、沢山書く中で鍛えていくのがいいでしょう。

作文の練習方法

時事問題の活用と添削

題材はなるべく時事問題から見つけるようにしましょう。

オススメは時事問題解説です。

一般的な時事問題とは異なり、1つ1つに解説がついているため、日々気にかけて読んでいる子は時事問題が感覚的に身についています

実際時事問題を活用していて、メッセージをくれる方は、サピックスや日能研、四谷大塚系の塾で難関校を受けるような子が多いので、やはりそういう子が受かるべくして受かっているという感じでしょう。

そういう子たちが受ける学校を目指すのであれば、やはり時事問題は押さえておきたいところ。

特に難しいことをする必要はありません。

この時事問題からお題を適当に決めて、練習すればいいのです。

なお、必ず作文を添削する人を付けて下さい。

でないと自分本位な作文になってしまいます。

実際にファイのオンライン授業でも行っている方法ですので、ぜひ真似してみて下さい。

はなまるで喜ぶ塾生のイラスト

ファイの塾生は作文に強い子が多く、市のコンクールで表彰されたり、学校で出来が良くてお手本にされたりすることがよくあります(^^)

とにかく毎日書く

最近はニュースアプリで見られるので、それを用いるのもいいでしょう。

そして練習は、できるだけ毎日書くようにしてみてください。

毎日がダメでも2日に1回は書くといいでしょう。

書きはじめを早くするためには、とにかく物量作戦が物を言います

最初は時間が足りないでしょうが、その足りない時間の中で完成させるのが試験としての作文です。

頑張って書きましょう!

時事問題の勉強をするなら
新聞とスマホから時事問題を学ぶイメージ

ファイの時事問題

四谷大塚の全国大会出場者を始め、サピックスや日能研といった中学受験、高校受験で難関校を目指す子、保護者、そして学校や塾の先生まで多数利用!
「日常から自然と社会が学べるようになる」「定期テスト対策で使っています」という声を頂いています(^^)

添削は、返って来るのを見るだけでは意味がない

ほとんどの方が、添削で返ってきた作文のコメントを見て終わりにします。

これでは身になりません

本当に作文の力を身につけたいのであれば、返ってきたコメントを基に、もう一度書き直すのがいいでしょう。

子どもはめんどくさがってやらないため、それをどうするかもカギ。

ところが一般的な添削は、同じものは扱いません

次から次へとお題が出されて、次から次へと新しいものを書いていくのです。

しかし作文の力というのは、他者からのフィードバックを得て、初めて身につくものです。

そのため、添削で返ってきたものをもう一度書き直して添削をしてもらう方がいいのです。

ファイではこれをベースとしているため、同じ作文を何度も書いて質の向上をはかります。

正直子どもも先生もめんどうです(笑)

親子の関わり合いが大きな影響を及ぼす

今まで散々作文の練習の仕方をお話してきましたが、最後にとても重要なことがあるのです。

それが親子の関わり合い。

実は国語力が高い子は、親が聞き上手なことが多いんですね。

突出して国語ができる子は、ほぼ例外なく親が聞き上手です。

とはいえ、聞き上手な親なら例外なく子どもの国語力が高いのかというとそうでもありません。

つまり、聞き方、正確には関わり方にポイントがあるということです。

上記の作文練習をするにあたり、実は最大の弊害は、親が子どもの作文や意見を承認できないことにあります。

子どもが説明しようとしても、

お母さん

「言い訳するんじゃない!」

弁解しようとしても

お母さん

「どうしてそういうウソをつくの!」

教えるときも

お母さん

「こうやって書いちゃダメって何回言ったらわかるの!」

こういう否定が重なるから子どもは表現しようとする気持ちが奪われ、作文も書けなくなるのです。

実は、一番最初に挙げた高額課金でも伸ばせなかった子のお母さんもこういうタイプだったんですね。

だからいつまでたっても書けなかったのです。

作文に限った話ではありませんが、子どもが学ぶ上で一番ベースとなる環境は家庭環境です。

塾でも先生でもありません。

親子の関わりが一番のベースなのです。

作文対策に関しては、特にこれが顕著に出るんですね。

そのため、先程の子の指導は、親が変わることが大前提として、月3万円で指導しました。

使用したのはファイのブログに載せている作文のテーマ一覧と過去問、そしてオンラインテストです。

特別なものは使用していません。

ペースは1~2週間で1つ仕上げる感じ。

1つのテーマにつき5~6回くらい書いています。

冬も近くなる頃には1週間で2~3テーマくらい書けるようになり、書き直しも1回で済むようになりましたが、まぁ大変でした。

親も子も私も(笑)

お母さんが国語ができた方なので、娘のできなささにイラついてしまうんですね。

それでもあの手この手でアドバイスをして、9か月経った頃、やっと自分で書けるようになってきました。

これでも早い方です。

残念ながら都立中高一貫には合格できませんでしたが、国語と社会の成績が上がってきていたので、中学校に上がった今では苦手意識なく勉強に取り組めているようです。

最近では口も達者になってきて、反抗期と重なって結構言い争うことも多くなったとか。

でも以前の時の喧嘩のような状態にはならず、すぐに仲直りするそうです。

どうやらお母さんが折れることが多いみたいですね(笑)

さて、この一風変わった対策。

時間がかかる上、メンタル的にとにかく大変ですが、ほぼ例外なく作文の力が向上しています。

親も子も逃げなければ、ですが。

にわか仕込みの対策ではなく、本気で作文対策をしたい方は、ご連絡下さい。

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ABOUT US

1981年生、千葉県出身の学習法診断士。独自の教育論、常識外れの教育手法を用いて、大手進学塾で実績、成績上昇率共にトップを取り続け、個別指導塾、家庭教師でもミラクルと言われる多数の逆転合格を打ち出す。2013年に進学塾PHIを作り、2015年に株式会社学習法指導塾PHIを設立。子供たちを対象とした勉強のやり方の指導を初め、親へも教育に関する子育て指導を実施。教育活動の一環として、高校や大学での指導、セミナー活動、塾や学校の先生など教育者に対するコンサルティング、動物介在教育など、多岐にわたって教育業に携わる。

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