夏休みにしておくべき約束事
制限をかける約束事
夏休みは、子どもは休みでも親は仕事という状況で、遊び放題になりかねない危険があります。
そのため、勉強時間や勉強場所の確保はとても重要な課題となります。
そこでいくつか約束事を設けて制限をかけておくことで、ある程度自由奔放に生活するのを防ぐことはできます。
もっとも子どもがちゃんと約束を守ることを前提としているため、そもそも約束を守れない子は別の方法を取る必要があります。
まず制限をかける約束事について。
- 一人遊びはしないこと。 ※ネットは人数にカウントしない。
- 半日以上の遊びは学校の宿題を終わらせてから。
- やっている習い事は休まずに行くこと。
以上の3つが守られていれば、好きなだけ遊んで構わないという形にします。
制限のポイント
勉強嫌いに勉強を強要してもいい結果が出る訳がありません。
この場合、将来への布石を打っておいた方が賢明です。
そこで、勉強をしないならば、遊びに制限を設けましょうというわけです。
特に大きな目的は一人遊びをさせないことです。
最近の子どもは一人遊び、時間つぶしに事欠きません。
YouTube、SNS、ゲームと、いくらでも一人で時間をつぶせるものが存在します。
そしてこれらは1人のため制限をかけないといくらでも時間を食いつぶします。
これらから学べることがない訳ではないのですが、受験勉強と比べればはずれを引く可能性が大きい事は否めません。
そこで、とりあえず他の誰かをはさむことで、他の人の考え方を聞く機会を多く取らせようということです。
そもそも約束を守らない場合は?
これはあくまで約束を守れる子のための制限です。
なのでまだ素直な小学校低学年や中学受験生が主な対象となるでしょう。
中学受験生にも関わらず約束を守れない場合は、まずは生活指導からです。
中学生以上で反抗期を迎えてしまうと、全くいう事を聞いてくれないこともしばしば。
その場合は約束事ではなく別の方法を使います。
その方法とは、超長期間かけてじっくりと生活改善をしていく。
もしくは荒療治ですが、誘惑のもとを強制撤去、強制排除、強制遮断します。
もちろんやるからには親も覚悟してやらなければなりません。
中途半端なことをしてまたすぐに復活するようでは舐められて終わります。
なお、実際にやってみたけどうまくいかないよ、という場合は、ファイへお問合せ下さい。
お子様の性格や環境によって対処方法は異なるため、一緒に対処方法を考えていきましょう。
お子様に合うやり方が見つかれば、放っておいても勝手に勉強するようになるものです(^^)