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渋谷幕張中の入試問題の勉強のポイント、ルールを経験させる算数「場合の数」

ルールの経験が解釈の幅につながる

難関校の算数は実は難しくない!?

渋谷幕張中というのは、千葉県私立中最難関の中学校であり、全国でも東大合格者数に名前を連ねる学校です。

そんな中学校の入試問題ならさぞ難しいだろう…

いいえ、実はそんなことはないのです。

むしろ簡単なのに、難しく考えすぎている子が多い(^^;

特に渋谷幕張中の場合、身近なところでルールをどれだけ学んできたかがカギを握ります。

そんな例をちょっと紹介しましょう。

一見難しそうですが、難しいのはどの数字を使うかが分かりにくい部分であって、情報さえ整理できてしまえば全然大したことありません。

解法を丸暗記する勉強スタイルの子には辛いかも知れませんね。

なお、今回紹介するのは場合の数ですが、基本的に渋谷幕張は書いて整理するという方針はどの問題でも使えるテクニックです。

渋谷幕張中 算数 場合の数

A,B,C,D,Eの5チームが引き分けのない勝負をした。既に1試合行われてその試合でAはBに勝っているとき,以下の問いに答えなさい。
(1)Aが全勝して単独優勝する場合は何通りか。
(2)Bが単独優勝する場合は何通りか。

渋谷幕張中の平成25年度の第2次試験の算数、場合の数

(1)6通り
(2)14通り

簡略化して要点のみ書きましたが、実際にはかなり長い説明で問題が書かれています。

そのため、初見で見ると何が書いてあるのかわからず、そもそも手が付けられない子もいます。

しかし、書き出して整理さえできれば全然大した問題ではありませんね。

実際に子どもが解いたノートが以下のノートです。

渋谷幕張中_平成25年度_第2次:算数、場合の数

この子の場合も最初「何を言っているかわからない」と言っていたのですが、整理するように言うと、このように書いては修正し、を繰り返して自力で正解にたどり着きました

最後赤字の所が間違いに気づいていなかったため、ちょっとヒントを与えたところですが、それだけです。

最初書き出すまでは「書き出し方がわからない」と言っていたのですが、問題文に表がありますからね。

わからないも何も、手を動かして埋めていけるかどうかだけです。

一般的な塾ではそのやり方をすぐに教えてしまうので、結局解けるようになりません。

ファイの指導では教えてくれないため、とてもめんどくさい(^^;

でも子どももそれを理解してくると、自分でやってみるようになります。

こうすることで、最初の一歩を自分で踏み出すことができるようになり、渋谷幕張のような難しい問題でも解けるようになっていくのです。

ご自宅で教えているお母さん。

あれもこれも教えているとキリがありませんよ!

子どもがどこで詰まっているのか、正確に見極めてあげて、本当に必要なサポートだけをしてあげて下さいね!

それだけで子供は勝手に伸びてくれるものです。

自分ではうまくいかないという場合は、ファイへご連絡下さい。

月1万円から、親が教えるときのサポートをしています。

子どもとの接し方に迷いがなくなるので、子どもも伸びやすくなりますよ(^^)/

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