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中3の夏で数学の偏差値を10上げる方法とやるべきこと

中3の夏にやるべきこと

今回は中3受験生の数学にターゲットを絞って話しをさせて頂きます。

この時期は部活が最終段階を迎えているので、おそらく部活の事しか頭にないでしょう。

しかし部活が終わった途端に受験という現実へ引き戻されて、

塾生

「中1・2の復習はいつどのようにやればいいの?」

という問題に直面するかと思います。

カリキュラムが組まれた塾ならば、夏期講習で中1・2の復習をやるかどうかを見てみましょう。

もし復習をする塾ならば、そのカリキュラムに合わせるのが得策です。

つまり、塾で勉強した復習項目を一つ一つできるようにしていけばいいのです。

それ以外の復習に手をつける必要はありません。

とは言い切れませんが、大抵しっかり練られているはずなので、自分で手を加えるとかえって無駄が多くなってくるのでオススメはしません。

塾で復習がない子、もしくは自分で勉強する子は、最初から全てやろうとはせず、つながりを持った勉強をするのが得策です。

例えば数学の場合、中3での受験の必須項目は

  • 因数分解
  • 二次関数
  • 三平方の定理

の3つに大きく分けられるでしょう。

このうち夏前で終わっているのは、一般的には因数分解だけ。

そして二次関数と三平方の定理はこの因数分解に関連づいて、続いてきます。

そこで、数学なら因数分解の単元を抑える事が復習の鍵となります。

ではどこから始めるかですが、

文字式・一次方程式の計算
 ↓
二次方程式の計算
 ↓
因数分解

と続いてきます。

よって、この順番で復習してくるのがロスが少なく得策です。

次に派生させましょう。

もし自分の受験する地域で文章題がよく出題されるのなら、

方程式の計算
 ↓
方程式の文章題

と広げていけばいいでしょう。

もし図形がよく出題される地域なら、

中1の角度と面積
 ↓
中2の合同
 ↓
中3の相似

とつなげて勉強していきます。

余談ですが、私の場合、図形が苦手な子にはまず式の計算と関数を徹底します。

これはなぜかといいますと、図形の問題は、角度意外は関数で大体解けてしまうんですよ。

これを『図形の関数化』といいます。

もちろん関数を使う方が遠回りになることもあります。

しかしながら、式の計算が出来るようになると、数学が出来た気になりやすいですし、関数が得意になるだけで解法の手段が2倍になるんですよね。

証明楽しい

そしてもう一つ。

相似は完璧にする必要はありませんが、図形の問題を解く上での感覚だけはつかませておきます。

端的に言うと、見ただけで相似な図形を見つけられる目を鍛えるって感じです。

その上で図形を徹底的に叩き込みます。

切替先生

「解法は1つじゃない!思いついた方法で最後まで貫け!思考を止めるは受験に負けると同じ!」

と(笑)

実際に目の当たりにしないとどれだけかわるものわからないかもしれませんが、元々平均偏差値が51~3だった40名のクラスが、平均偏差値60オーバーになりました。

平均ですよ?

1人2人じゃありません。

もちろんまぐれでもありません。

私は何年も連続で出し続けています

もちろん参考書にも載っていないようなスーパーテクニックを教え込みますが、勉強の順序もとても大切なのです。

そもそも学校の学習指導要領はどうしてあの順番で指導するようになっているのでしょうか、

あれは積み上げやすい、わかりやすい、教えやすい順番だからです。

そのため、多くの参考書や問題集ではそれにそって項目を載せてあるのですが、それはあくまで何も知らない中1が1からやっていくときに有効な並び順なのであって、すでに先の項目まで知っている人が復習するには非効率なのです。

もちろん「1からやり直せ!」って言わざるを得ない子もいなくはないですが、ほとんどの子の場合、全てを完璧に忘れているなんてありえません。

復習はこれからの布石になりうる柱となる部分を組み上げていって、それに肉付けしていく方が効率がよくなります。

これは塾に行っていて、カリキュラムどおり復習していく場合も同様です。

塾の単元に合わせて柱を建て直していけばいいのです。

完璧主義は身を滅ぼす

問題集でやっていない空欄ページがあったりすると気になるかもしれませんが、ちゃんと戦略を立てて勉強している場合、空欄があるのが当たり前になります。

なぜなら出来るところはやる必要がないのですから。

別に空欄なんて気にする必要はありません。

完璧主義は無駄が多いものです。

数学で100点取るよりも、数学で80点、英語で80点取れるようにする方が楽で、しかも合格点が取りやすいのです。

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