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2~3歳でのしつけが一生もののカギ
親として子どもに一番最初にしつけるもの。
それは大抵トイレか食事でしょう。
いつごろに始めるかは家庭により差があるようですが、幼稚園でお泊り会までにはトイレ教育をしておこうとするのが一般的なようです。
そのため一般的には2~3歳ぐらいのようですね。
そのときに、男の子でも最近は座ってトイレをさせるようにして、トイレをきれいに使うことを教え込ませる事が多いようです。
そしてこの時のしつけが、そのまま成長したあとの几帳面さにつながって来るのです。
子どもの几帳面さはトイレ教育で決まる
やはり寝ている間におもらしをしてしまうのをなるべく防ぐためにはこれが一番ですね。
トイレのしつけとは一見無関係そうですが、これがいずれ自分自身をコントロールする基礎になっていきます。
こぼしたら綺麗にする
主に男の子の話ですが、幼稚園に近い年齢になると、遊ぶ方ばかりが気になり、トイレをさっさとすまそうとして、おしっこがちゃんと便器に入っていなくても気にしない子が多いのです。
こういうときに、しっかりときれいにさせるという習慣をつけることが、後々の自分の身辺整理能力の基礎になっていきます。
しっかり拭く
拭き掃除というのは結構子どもの性格が表れます。
子どもの掃除能力で手を焼く親は多いと思いますが、やはりお掃除教育は大切。
掃除ができない子は、トイレの拭き掃除ができていない傾向にあります。
逆に言えば、掃除ができている子は、トイレ掃除も綺麗にできる。
そしてトイレ掃除が綺麗にできる子は、勉強環境も綺麗に整えられる傾向にあります。
おねしょの片づけは自分で
おねしょの片づけもできれば自分でさせたいところ。
とはいえ、年齢によっては無理。
ある程度の年齢になったら、自分で片付けさせるようにすると、家事手伝いのできる子になってきます。
家事手伝いは、様々な課題や予定を要領よくこなしていかなければならない仕事なため、手伝いができる子は、予定の管理ができる子になる傾向があります。
食事中のマナーは最低限身につけさせる
昨今の親は箸の持ち方すら教育できないという話もありますが、そういう食事の時のマナーぐらいはなるべく早めにご家庭で身につけさせましょう。
また、食事中にテレビを見るという習慣をつけさせてしまうと、その後も引きづります。
もちろん家族で楽しめるテレビなら構いませんが、家族でテレビを取り合うような光景は見せないようにしたいところですね。
皿洗いは自分で
これも幼稚園ぐらいまでは難しいとは思いますが、きっかけをなるべく作って早めにしつけてしまいたいものです。
ほとんどのご家庭で中学生ぐらいになってから「皿洗いぐらいやりなさい!」と言っているのを聞くのですが、こんなものは小学生に入る前にしつけてしまうものなのです。
でないと皿洗いは親のやること、という意識が根付いてしまうのです。
実は皿洗いというのは水に触れるため、自律神経を安定させる働きがあります。
そしてものの構造や形を把握していないと洗えないため、皿洗いをする子は立体に強くなる傾向があります。
お小遣いは与えるべき?
お小遣いを与えても構いません。
しかし、何となくお小遣いを与えるのはやめた方がいいでしょう。
例えば、労働に対する対価を学ばせたいのであれば、お小遣い制にするのがいいでしょう。
しかし、お小遣いがなければお手伝いしない、お小遣いの金額に応じて手を抜くという可能性があるため、年齢が上がるにつれて、潤沢な資金が要求されます。
お小遣いをあえて与えずに、誰かのために何かすることを喜びと感じるようにする方法もあります。
しっかり褒めて喜びを与えなければならないのですが、一番定着しやすく、長く習慣づけてくれるメリットがあります。
注意点
1点注意して頂きたい事があります。
ここに書いたしつけは、基本的にできなかったら叱って教育するものではなく、自分でできたらすかさず褒めて教育するものです。
叱り飛ばして教育すると、反発してうまくしつけられなくなることが多いのです。
逆に褒めておだててしつけた場合、その先成長していってもそれが当たり前となるしつけになるようです。
「あ~今さら手遅れだー!」
いいえ、そんなことはありません。
人は変わるものです。
成長していくにつれて環境要因の影響を受けるようになるので、あるとき突然きれい好きになるなんて事も十分起こりえます。
もちろん誘導する必要がある場合もありますが、意志さえあれば、いくつになっても変われるのです。
とりあえず中学生、高校生であってもまだ子ども。
基本は褒めてしつけるのが得策です(*^-^)
褒め方がわからない方は、アドバイスしますよ(^^)/
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