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置く場所ダイエットと置く場所勉強法

置く場所ダイエット

ダイエットに興味がある方なら,置く場所ダイエットというのをご存知でしょう。

その名の通り,食べ物を置く場所を工夫するダイエットです。

食べ物を置くだけで効果があるのかと思いますが,効果があるから話題を集めるのでしょう。

仕組みは簡単。

ダイエットに効果的なものを表に出して,見えやすい位置には太りやすい食べ物を置かないようにする。

ただこれだけ。

やはりそこにあるから食べてしまう。

それを工夫することで食べないようにしよう,というものです。

実際に目に入った食べ物がその人の食生活に影響を与えるという研究結果が出ていますから,目に見えるものをコントロールするというのは合理的です。

ちゃんと置き場所を守れるかという点は問題ですが。

置く場所勉強法

原理は全く同じです。

見えるものが生活に影響を与えるのですから,誘惑になるものを目につかないところに置き,勉強に関係するものを手前に持ってくる

ただこれだけです。

例えばこんな活用ができます。

スマホ・携帯電話

スマホ,携帯電話は勉強スペースには置かない。

部屋には持ち込まない。

音もならないようにしておく。

このルールを徹底するだけでも子どものスマホへの依存度に大きく影響します。

マンガ・本

本に囲まれていると落ち着くという人もいますが,誘惑になっているのであれば,やはり勉強スペースには置かないようにし,目にもつかないようにしておくのがいいでしょう。

どうしても手に取ってしまうのであれば,封印するのも手です。

テレビ

共有物をなくしてしまうのは難しいので家族で話し合いとなりますが,家族さえ良ければ断線式を行うのも手です。

ただし,家族が無理して付き合わなければならないような状況は後々しわ寄せが影響してきます。

イヤホンで見るとか,子どもがいる時はつけないとか,何かしら工夫ができるといいでしょう。

最近は録画もできますし,その時間に縛られてみる必要もありませんしね。

勉強スペース

一番大切なのはこの部分。

勉強するときにすぐに勉強を始められるスペースがあるかどうか。

他のことばかりに目がいって,これがなされていない家が結構あるのです。

勉強を始める前に一作業しなければいけないような状況では勉強から遠ざかります

思った時にすぐに始められる環境を作ってあげることも大切です。

意思に負けない工夫をすること

今回紹介した方法は,これをやったから勉強するようになるものではなく,勉強しやすくするための工夫です。

ダイエットも勉強も,結局は自分の意思で行動するところから始まります

その意思を邪魔しないようにする。

そういう工夫も大切だという話です。

そしてもう一つ。

親も子も意志の強さは同じだということ。

ダイエットをしたい人は多くても,ダイエットに成功する人は多くありません。

成績を上げたい子どもは多くても,成績アップに成功する子も多くありません。

親がダイエットに成功できないのに,子どもには成績を上げなさいだなんて虫が良すぎる話なのです。

意志の強さはあなたと一緒なのですから。

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