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オーストラリアの場所も知らなかった子が逆転合格!進学先でも伸び続けた勝因

オーストラリアの場所すら知らないぐらい勉強ができなかった

今回は小6から指導していた女の子のお話です。

この子はオーストラリアの場所がわからないほど社会的な常識がなく、中1最初のテストは40点

唯一ちゃんと平均点を超えられた科目は英語だけ

丸暗記とか、そういう次元ではないぐらい全くできない子だったため、まさに「勉強ってなに?」という状態からのスタートでした。

この子は勉強のやり方を割と早いうちから教えられたこともあり、中2では社会が69点まで取れました。

最後のテストでは70点台後半まで上昇。

もちろん他の科目も上昇しました。

こういう子は暗記だ山掛けだとやっても本質的な解決にはならないため、とにかくひたすら地道に勉強方法の改善からしていました。

要領はよくありませんでしたが、素直な子ではあったため、社会だけではなく、5教科全て平均点は超えられるようになっていました。

中2までは実は勉強方法よりも、マイナス発言の方が問題で、必ずと言って言い程、最初の言葉は「無理」「できない」だったのです。

しかしこの子に関しては、早い内から発言が行動に影響を及ぼしやすい子だということをわかっていたため、マイナス発言が出る度に

切替先生

「ん?」

と聞き返していました。

言い直せとも何も言いません。

プラス発言になるまでひたすら「ん?」の繰り返し。

何年もやっていると本人もわかってきて、すぐに言い直すようになってきました。

それでもまずマイナス発言が飛び出すクセは、中3まで抜けませんでした。

しかしそれも中3では一気に減って、「できそうな気がする」「できるかも」「やってみる」という言葉が増え、中3ではとうとう80点以上が当たり前になり、「社会好き。」と言ってくれました。

この子が中3になって、中2の後輩に社会を教えていたとき、こんなことを話していました。

塾生

「学校の社会って教科書に書いてあることをやるだけなんですよね。教科書に書いてあることなんて読めばわかるじゃないですか。みんなで一緒に読みましょう、とか意味がわからない。前の私がそうだったけれど、暗記する社会ほどつまらないものはないと思うよ。」

オーストラリアも知らず40点を取った時の答案

伸びてはいたけれど…

この子は少しずつ伸びてきていたのですが、残念ながら高校受験では第一志望が不合格

第二志望の学校へ行くことになりました。

しかし第二志望とはいえE判定しか取ったことがない学校

後々学校の先生から聞いたところ、実はビリ合格だったそうです(笑)

中学生の時の友達には、「ビリギャルみたいだね!」と言われたそうですが、ファイでは友達と、

塾生

「ファイだとビリギャルみたいな子ばかりじゃん?だからあまり実感がないんだよね。とりあえず『ありがとっ!』って言っておくけど、第一志望落ちたし。大学受験ではリベンジしないとって感じだよ。」

と話していました。

そんなわけで、中学生の時から行きたいと言っていた大学を目標に勉強することになりました。

高校入学後の最初のテストの順位は42人中36位

ビリ合格だったことを考えれば少し上がった!(笑)

この時期に仲良くなった友達は、現時点ではこの子よりも少し成績が良かったそうです。

この友達とは卒業まで一緒に勉強することになったのですが、その友達の勉強のやり方を見て驚いたそうです。

塾生

友達、勉強のやり方が全然なってなかったんですよ。私にとっては今では当たり前になっている勉強方法も、私も最初ファイで怒られながら勉強してたなぁ、とか思い出しました。」

塾生

「数学は何度もワークを解いて、解けない問題はワークの解説を書き写していました。本人的には解説読んでわかったから書き写していると言っていました。英語は単語をひたすらノートの端から端まで書きまくって覚えていて、社会も用語をひたすら書きまくっていました。テスト前は単語カードを作ってペラペラめくって勉強していました。」

塾生

「どの勉強方法も私がファイで無駄だって怒られた勉強方法ばかりだなぁ、と思いながら見ていましたが、1年生の頃は友達の方が成績良かったので何も言えませんでした。」

40点から大逆転した塾生

高校の先生によると

実は私用でこの子が通っている高校に顔を出したことがありました。

その時は授業中だったのですが、学校の先生が「ちょっと様子を見ていきますか?」といって下さったので、後ろのドアの窓からちょっと授業を見させて頂きました。

後ろの方から見ていたにもかかわらず、すぐに目が合った子が何人か。

その後、後ろの席の子がその子をつんつんとつついて、おそらく「誰か来てるよ」的なことを耳打ちしたのでしょう。

目が合ってしまい、集中力を切らせてしまいましたが、授業の受け方は他の周りの子よりもよく聞いている様子でした。

ちょっと嬉しい(笑)

この後に担任の先生から少しお話を頂けました。

「学力的には頑張って何とかついてきているといった印象だけど、授業の受け方も課題も勉強の仕方も他のことは全然違う。特に思考力にはハッキリと差が出ていて、みんながわからなくてポカンとしているような時でも彼女は答えを出している。」

ハッキリ差が見えて嬉しい(笑)

高2で勉強法の違いが成績にはっきり表れ出した

さて、お友達の話に戻しましょう。

そんな友達と学校生活を送って2年生になると状況が変わってきました。

友達の苦手科目が急落したそうです。

それに対してこの子は上がったり下がったりを繰り返しはしたものの、少しずつ順位を上げていき、順位が逆転する科目が増えていきました。

勉強は友達と一緒にやっていたので、勉強のやり方に迷走する友達にファイで教えられた勉強法を教えてあげたそうです。

ところが2年生になって外部模試を受けたある日、友達の発言に衝撃を受けたそうです。

オーストラリアも知らなかった状態から大逆転した塾生

友達の発言に衝撃!意識の差が成績の差を生む

塾生

「模試が終わったその日の帰り、友達に『カラオケ行こう!』って誘われたんですよ。模試とか試験とか、終わったらすぐに直すのが当たり前になってたからビックリしちゃって。だから逆に『さっきの問題で気になるのがあったからマックに行こうよ』って誘って、マックで友達と自己採点したんです。そうしたら友達は自己採点しながら『事故採点だわー』とか『もう点数出したくない』とか言いながらで、『おいおい』って思いながら直しをしていました。」

3年生になると、勉強法の差は成績のとなって顕著に表れたそうです。

友達が伸びたのは得意教科の1教科のみ。
苦手科目は没落。
トータルの成績は、最初の頃と変わらないか、少し伸びたぐらいだったそうです。

それに対してこの子はファイに来たばかりの時は一番苦手だった社会で学年1位を3回取りました

他の教科も徐々に上がり、最後の成績は学年15位

中学校の時から行きたかった大学の指定校推薦が取れるレベルまで来てしまいました。

ところが!

なんと指定校推薦を蹴り、2ランク上ぐらいの大学を受験することを決意

その時のことをこう話してくれました。

塾生

「最初はずっと行きたかった大学の指定校取れるってなって『やったー!』って思ったんですが、その大学は模試でもすでにC判定は出ていたんですね。高校受験の時にE判定しか取ったことがなかった高校に受かったし、大学も狙ってみようかって思っちゃったんですよ。もしダメでも最初狙っていた大学(←C判定だけど)を一般で受けて受かればいいだけですし。」

こうして受験したチャレンジ校になんと見事に合格!

しかも高校受験の時同様、模試では一度もE判定を抜け出したことがなかった大学です。

「当たり前の差」が大きな差になった。

受験も終わり、ファイを手伝ってくれることになりました。
その時に子ども達へこんなことを話してくれました。

塾生

勉強のやり方って本当に大事!特に直しはマジ大事!私も先生に怒られて最初は『ウザッ!』とか『めんどくさい』って思ってたけれど、当たり前になったらホント伸びるよ!大学受験勉強で周りはみんなもがいてたけど、私は全然不安がなかったもん。

塾生

「友達も予備校に通って沢山授業聞いてたけど、全然行ってない私の方が出来るようになってたし、勉強のやり方って本当に大切!それにやっぱりテストのための勉強ってダメなんだなって思った。みんな点を取るために頑張ってるんだけど、暗記だ繰り返しだってやって空回りしてるの。自分が楽しいって思える、自分のための勉強をすることが大切なんだと思う。先生に教えてもらったやり方、考え方。しっかり守った方がいいよ!」

合格した時の記念写真

さて、あなたはお子様に、テストのための勉強、合格のための勉強をいつまで続けさせますか?

この先もずっと、テストに追われた勉強をさせ続けますか?

勉強法の改善は早ければ早い程有利になります。

月1万円からアドバイスをしていますので、勉強のやり方に自信がない方はぜひご利用下さい。

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