何のための勉強か
勉強とは何か
あなたは夜空を見上げた事はありますか?
何がありましたか?
星と月が見えましたか?
では星と月以外には何が見えましたか?
昔の人は星を見て、それを線で結びました。
線で結ぶと絵が見えてきました。
こうして出来たのが星座です。
星座ができると空の地図が出来上がりました。
空の地図を使うことにより、何の目印もない海を旅することができるようになりました。
さらに地図ができると、他の星とは動きが違う惑星を発見する事ができました。
そして地球が動いている事を発見しました。
やがて星の表面を観察できるようになり、人類は月に到達しました。
勉強というのは、頭の中に星座を作っていく事と似たようなところがあります。
暗記ものというのが1つ1つの星で、原因・結果を考える事が線で結んでいくのが勉強になります。
そうすると世の中の物理法則や社会の原理といった全体像が見える地図が出来上がっていきます。
もちろん知識は穴ぼこだらけになります。
でもそれでいいのです。
網の目のように広がった地図は、最初穴が大きくても、地道に知識を絡ませていけばどんどん網目が小さくなって、どんどん知識が絡まりやすくなります。
これが生きていく上で、とても大切な力になります。
楽しく、賢く生きていくための糧になります。
だから最初にやるべきは網を広げること。
勉強が面白くないのはただ星をばらまいているに過ぎないから。
星座を知れば、夜空を見上げるのがもっと楽しくなるのと同様、勉強も知識の点が線に、線が面になることによってどんどん楽しくなっていきます。
そして楽しくなっていった知識の地図は、星座がアポロを導いたのと同様mまだ見ぬ遠くの未知の世界へ導いてくれます。
親が言う「いい学校」とか「いい職業」というのは大抵これのことだと言います。
しかし勉強の本質はそんなものではありません。
受験に受かって終わりではなく、社会人になってもずっとその子の本質として生きていくのです。
沢山の星を与えて、
とあおられる勉強で、果たして本当に星を見る力をつけられるでしょうか。
星を知り、星を使うことができるでしょうか。
勉強は机の上でやる教科だけではありません。
成績なんて、夜空の星の一端を見るための技術を推し量っているに過ぎないのです。
そんなことより、まずは自分が得意な分野から網を広げていく。
これこそが本当の意味で星を見る力を養い、自分自身で道を切り開くことができる力になるのです。
勉強法で迷走している方はファイへご連絡下さい。
あなたのお子様にあった星の見つけ方をアドバイス致します。
「ほら、綺麗でしょ!」
「これを見なさい!」
「これを覚えなさい!」