小学生の答案分析
中学生でお通いの方から
「PHIさんは何年生から通うのがいいですか?」
と,時々聞かれますが,早ければ早い方がいいでしょう。
とはいえ,早くても小学4年生からになりますが。
途中からでも伸ばせますが,受験に間に合うかは別問題なのです。
特に勉強に前向きになってくれるかどうかに関して言えば,断然小学生の早いうちから勉強のやり方を身に着けておく方が楽。
勉強のやり方がわかっていると,辛い思いをすることがないのです。
逆に他の塾で辛い思いを経験していると,なかなか勉強そのものに前向きになれず,時間がかかってしまいます。
という訳で,今回は小学生の答案分析をしたお話を。
小学生の答案分析も中学生の答案分析と基本的には同じですが,小学生の答案分析の方が性格を重視します。
なぜなら,小学生はまだ成長途中にあり,状況が刻一刻と変わるためです。
そのため答案分析にあたっては,
- 性格によるものなのか。
- 状況の変化によるものなのか。
- 勉強のやり方によるものなのか。
を見極める事が大切になります。
1.性格によるもの
もし性格によるものならばジタバタしてもしょうがないので,性格に合わせた勉強法を考えていく事が重要になります。
2.状況の変化によるもの
放っておいても戻ることが多いので,「そういう事もあるよね」程度にしておけば大丈夫でしょう。
ここで過敏に反応してしまうと,かえって今後拒絶反応を起こしたり,反抗したりしかねません。
3.勉強のやり方に問題がある場合
やはり勉強のやり方を改善していかなければなりません。
ところが,どれだけ正しい改善法をいくら説明したところで,子どもは聞かない事もしばしば。
そういう時は塾などの代わりに同じことを吹き込んでくれる環境に身を置かせるのが一番手っ取り早く治せます。
同じ教育方針の塾を探せばいいだけなので、それほど苦労はしないはずです。
絶対にやめた方がいい方法
絶対にやってはいけないのは,安いからという理由で入れてしまうことです。
小学生低学年ぐらいまでならそれでも大丈夫ですが,高学年ぐらいになると性格も知識レベルもかなり変わってきます。
中学生になった後を意識するのならば,やはり小学校高学年ぐらいからは勉強のやり方を気にかけて,その子に合ったやり方を身に着けさせていくのがいいでしょう。
矯正できるのもこの時期です。
年齢が上がれば上がるほど矯正しづらくなります。
小学生だから塾なんてまだ早いなんて思わずに,まずいと思った時点で真剣に考えて下さいね(^^)/
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