日本初!オンライン授業専門で勝手に勉強する子ができる塾

書き込みをした問題集の上手な使い方。オンライン授業での実例紹介。

書き込みをした問題集の活用法

書き込みした問題集の活用法

お母さん

「一度ではできるようにならないので何度も解かせたいのですが、塾の指示では書き込みをしなさいということなので、何度もできません。何かいい方法はないでしょうか。」

サピックス 小4 母

サピックスの場合、そもそも反復練習できるように構成されているので、解き直しは想定しなくても構いません。

むしろ、反復練習しなければいけないような状態では、回らないと思います。

なので、サピックスに関して言えば、そもそも何度も解かなければいけないようなやり方にするな、という話になります。

そのため、オンライン授業を受けている塾生には、そんなことしなくても大丈夫なやり方を教えています。

しかし、サピックスに限らなければ、反復練習が必要な塾は存在します。

例えば、四谷大塚系の塾ですね。

早稲田アカデミーもその一つです。

四谷大塚自体には問題が多数用意されているので、それらを使うというのも手ですが、反復した方が効果が高いこともあります。

そんな時、どのように活用すれば、うまく使えるのか。

実際に相談されたものを例に紹介しましょう。

消してもう一度解かせる

お母さん

「模試の問題を復習するため、消してもう一度解かせているのですが、意味ないのでしょうか。」

市進学院 小5 母

問題集を消して解き直すという話もなくはないのですが、実際によくあるのは塾の模試を消してもう一度試験するというもの。

消す作業が結構な手間なので、オススメしません。

そんなことよりも、日々の勉強の質を上げて、模試で間違えないような勉強法を身に着ける方が現実的です。

よって、模試の復習自体は大切ですが、消してやり直すまでする必要はないでしょう。

自作問題集はありか、なしか

オンライン授業での実例をお話ししましょう。

この子はワークの提出が宿題だったため、書き込みで実施していました。

しかし、テスト勉強のためにもう一度練習する必要が出てきたのです。

そこで、自分で問題を写して、練習できるように工夫しようとしました。

それがこちら。

自分で問題をつくったノート

このように頑張って練習するスペースまで確保して問題を作っていました。

ところが残念。

この塾生は叱られることになります。

解答欄がある問題集

切替先生

「ねぇ、これ何のために作ったの?」

塾生

「最初やるときに書き込んじゃったんで、もう一度練習するために作りました。」

切替先生

「練習するのが目的?」

塾生

「そうです。あ、いや。違います。テストで点を取るために練習しようと思いました。」

切替先生

「だよね。これ必要?」

塾生

「・・・。いらないですね。」

切替先生

「練習だけなら他にも方法ない?」

塾生

「見えなければいいだけなんで、隠してやります!」

そういって、このようになりました。

書き込んだワークの練習法

解答の部分に、ノートを切って乗せて見えないようにしています。

これで十分でしょう。

中学受験では親が問題を選別して作る方も結構いらっしゃいますが、その時間があるなら、他のことに時間を使った方がいいでしょう。

親が子どものために問題集をつくるのが有効なのは、子ども自身に時間がなく、それを望んでいるときです。

子どもがやる気がない、何度も解くつもりがない、という状態で、お母さんだけが一生懸命頑張っても意味がありません。

その場合、問題を作るよりも、子どもの様子をしっかり見てあげた方が余程伸びやすくなるものです。

穴埋め問題

穴埋め問題の場合、解答欄が問題の中に入ってしまっているため、綺麗に隠すことはできません。

社会のプリントでよくあるタイプですね。

しかしそれもちょっとした工夫で簡単に練習できるようになります。

もし即席で、すぐにでも練習したいのであれば、問題をスマホで写真を撮ります

次にお絵かきアプリや写真編集アプリで、消したいところを上塗りしていきます。

LINEツールでも消せます。

スマホを見ながら勉強することになりますが、どこへでも持ち運べるので、即席ですぐにでも勉強したいときには有効。

この方法なら、テキストや教科書も、自分好みの穴埋め問題を簡単に作ることができます。

これなら、理科、社会、英語で使えます。

スマホは見にくいというのであれば、トレーシングペーパーを使うのも手です。

トレーシングペーパーは透けて見えるので、消したい所の上をマジックでなぞって消しておけば、簡単に練習し直すことができます。

もちろんトレーシングペーパーをぺらっとめくればすぐに答えにありつける。

また、赤青マーカーと赤青下敷きを使う手もあります。

赤のマーカーを引いたら、そこに青の下敷きを被せることで、真っ黒になって見えなくなるという方法です。

これなら下敷きをはがせばすぐに答えにありつけます。

大切なのはサッと確認することですから、準備に時間がかかる手法は使わないようにしましょう。

穴埋め問題を簡単に自作する方法

どうしても何度も繰り返したい

やはり何度も繰り返したいという方は結構います。

特に中学受験では多いですね。

そういう方におすすめなのが、スキャナーコピー機(プリンター)、そして裁断機です。

中学受験ガチ勢は割とそろえている方が多いのですが、やはりあると便利です。

塾でも子どもにコピーして渡しているところも多いですからね。

オンライン授業の保護者さんに人気のツールを紹介しておきます。

裁断機(卓上カッター)

これが裁断機(卓上カッター)ですね。

背表紙の部分を切り落とすために使います。

刃についた柄の部分を押し下げて切るタイプは安いのですが、子どもがいじってしまう危険性があるのと、厚くなるほどあまりうまく切れないのとで、オススメしません。

安全機能がついた、両手で押し下げるタイプが断然オススメです。

おすすめしません!

このタイプは子どもがいる家には危険なのと、冊子を裁断するには不向きなため、オススメしません。刃に直接触れることがない、安全機構がついたものがオススメです。

スキャナー

スキャナーはオートシートフィーダー機能がついたものがいいでしょう。

これは自動で紙を送り出して連続スキャンをしてくれるものです。

バサッと背表紙を切り落とした問題集を、そのままスキャンに放り込んでボタンを押せば、丸ごとpdfにしてくれます。

おすすめしません!

フラットタイプは、いちいち冊子を開いて閉じてを繰り返さなければなりません。冊子のまま取っておきたいという気持ちはわかりますが、あまりに時間的なパフォーマンスが悪すぎます。もっと他のことに時間を使って下さい。

プリンター

贅沢を言えば、コピー機能がついたプリンターが圧倒的に便利なのは否めません。

しかし、実はプリンターよりも高くつくのがインク代です。

よって、高額な業務用プリンターはオススメしません。

本体も高ければインク代も高くつくので。

どうせすぐ壊れてしまうので、安いプリンターでもいいでしょう。

そしてインクは互換品や詰め替えインクでも、印刷自体にはあまり問題ありません。

ただ、壊れやすくはなるので、プリンターは壊れる覚悟はしておいて下さい。

なので、壊れる覚悟で、安いプリンターを推奨しています。

ちなみに、レーザープリンターは電力がかかる上、互換品はトナーが舞い散ることがあるので、インクジェットプリンターの方がオススメです。

おすすめしません!

確かに便利ですが、一般家庭では不要でしょう。大きいし、場所もかなり取ります。しかも本体自体が高額なので、互換品を使って故障すると非常に大きな出費になります。お金と場所に余裕があれば、検討してみて下さい。

著作権に関しては、ご自身の責任の下行って下さい。

オンライン授業では、双方同じ教材を用意して指導をしますのでご了承下さい。

親が自作問題集を作成する

お母さん

「できなかった問題を、私がコピーしてノートに切り貼りして自作問題集を作っているのですが、それは大丈夫なのでしょうか。」

日能研 小4 母

中学受験ではよく見かける光景ですね。

学習法診断でもしょっちゅう見かけます。

それ自体がいけないわけではありません。

ただし、注意点があります。

お母さんの手が回らなくなると、子どもの成績にも直結する、ということです。

特に問題選びにおいて重要なのは、

問題選びのポイント
  • 優先度
  • 問題の質
  • 出題順序

これらがバランスよく考えられていなければ、効果は薄くなってきます。

小4、小5くらいまでは間違えたところを順番通り選んでいくだけで問題ありません。

しかし、小6になると、性格や志望校、抜けている単元によって、選び方が変わってきます。

この時に選び方が迷走していると、成績も迷走することになります。

また、小5までそのやり方で勉強してうまく行っていた子は、その勉強法がベースになってしまうので、小6で違う方法にするというのはかなりのリスクが伴います。

よって小6で手が回らなくなるようなら、最初からやらない方がいいでしょう。

仮に何とか中学受験自体を乗り切ったとしても、中学に入ってからも同じやり方でないと勉強できなくなっているケースが多く、親が手を離した途端についていけなくなるというのもよくあります。

親が自作するやり方がいつまで通用するのか、よく考えてからやることをオススメします。

なお、オンライン授業の場合、個別に作って、とりあえず中学受験を乗り切らせるという方法もやれなくはないのですが、やはりオススメはしていません。

基本的には受験よりも、中学に進学した後のことを考えて、勉強方法を整えていく方法をオススメしています。

同じ問題集を複数用意する

お母さん

「基本的には書き込みがいいと思い、書き込ませています。しかし1度はやはり心配なので、同じ問題集を3冊用意してやらせています。これは大丈夫でしょうか。」

四谷大塚 自宅学習受験 小4

コピーする手間もかからないので、用意できるのであれば、その方がいいでしょう。

ただ、そもそも何度も解かなければいけない勉強法自体に問題があるので、3冊も用意してやらせているとなると、相当効率が悪い勉強をさせている可能性があります。

繰り返すこと自体を否定するつもりはないので、それが合っている、うまく行っているのなら構いませんが、うまくいかなくなったら、粘らずにやり方を変えることをオススメします。

なお、何度も解く場合、2回目の書き込み実施では、全問実施するのではなく、絞り込むことをおすすめします。

答えを覚えてしまっている場合

お母さん

「一度書き込みでやったら答えを覚えてしまっているらしく、コピーで2度目をやらせると、ほぼ正解してしまいます。でもテストでは点が取れないのです。なんとか効果的に繰り返させる方法はないでしょうか。」

市進学院 小5 母

答えを覚えてしまうのはデメリットでも何でもありません。

むしろすぐに答えを確認できる分、時間的にも有利でしょう。

問題は、そのやり方にあります。

答えを覚えているから正解する、という場合、子どもは正解することがいいことだ、と考えている可能性が高いでしょう。

まずは親子共にその部分を改善しなければなりません。

大切なのは正解することではありません。

解き方を理解できているか、確認することが大切なのです。

なので、その場合は「なんでこの答えになるか説明しなさい」という形で問題自体の解釈を変えて練習すればうまく行くでしょう。

オンライン授業では、口頭で理解度を確認しています。

何も考えずに聞いても効果はあるのですが、やはり聞き方にポイントがあります。

これはやり方がわかればご家庭でもできるので、保護者様向けにやり方をお教えしています

目的と手段をごっちゃにしてはならない

練習というのはあくまで手段です。

目的は点を取ることのはず。

点を取るために本当にそれが必要なことなのか

ちょっとよく考えればすぐにわかるはずです。

特に労力に見合う練習になるかどうかは、しっかり考えた方がいいでしょう。

基本的には、もう一度テストさえできればいいので、書いたものさえ見えなければいいのです。

なら、わざわざ書いて問題を作らなくても、紙で隠してしまえばそれで事足りますね。

ファイではこのように、月1万円で、日常のちょっとした勉強のアドバイスをしています。

勉強方法に迷走している方は、お子様の性格に合わせた最適な勉強法をご提案致します。

ぜひご利用下さい。

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ABOUT US

1981年生、千葉県出身の学習法診断士。独自の教育論、常識外れの教育手法を用いて、大手進学塾で実績、成績上昇率共にトップを取り続け、個別指導塾、家庭教師でもミラクルと言われる多数の逆転合格を打ち出す。2013年に進学塾PHIを作り、2015年に株式会社学習法指導塾PHIを設立。子供たちを対象とした勉強のやり方の指導を初め、親へも教育に関する子育て指導を実施。教育活動の一環として、高校や大学での指導、セミナー活動、塾や学校の先生など教育者に対するコンサルティング、動物介在教育など、多岐にわたって教育業に携わる。

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