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簡単な問題が解けないからバカだとは限らない(学習法診断紹介)

レッドカードを出す女性

漢文:なぜレ点,一二点という簡単なものがわからないのか

学習法診断でお話した内容をちょこっとご紹介。

漢文のレ点,一二点というのを覚えているでしょうか。

この仕組みは非常に単純で,

レ点があるときは先に下の字を読んでから上に戻る。
一二点があるときは,一の字を読んだ後に二の字へ移動する。

ただこのルール通りに読んでいくだけです。

非常に単純なルールなのですが,なぜかできない子がいるのです。

こんな単純なルールも理解できないのかと思うかも知れませんが,実は全然違う理由で出来ていないのかも知れません

そんな実例を一つご紹介しましょう。

漢文のレ点、一二点を間違えた例

これは漢文の読む順番を番号で書く問題です。

「どういう順番で読みますか?」というものです。

③の問題はレ点が2つ連続でついています。

知っている人からみれば,一番下から上に読むだけだとすぐにわかるのですが,この子はその順番すら間違えています。

どうしてこうなってしまったと思いますか?

その思考には理由がある

この子は予め塾でやっていて,この問題が解けないことをわかっていたので,学校の授業でもしっかり聞いていたらしいのですが,それでもわからないとのことでした。

友達に聞くと,「こんなの簡単じゃん。こうだよ。」と教えられたものの理解できず。

で,PHIの診断に持って来たものの中で見つけたため,気になって確認して見ると,やはり理解していないとのこと

そこで原因を追究してみると,どうやらこの子は最初に番号を振るものだという勘違いをしていたのです。

つまり,最初に

 1
 2
 3

 4

 5

と書き入れたものを,最初のレ点で入れ替えると,

 1
 2
 
 3


 5

となります。

これをさらに下のレ点で入れ替えると,

 1
 2
 4
 
 3


となるのです。

つまり,パズルとして解いていたんですね。

この発想がどこから来るのかというと,話しを聞いていると恐らくスマホゲーム

パズドラあたりでしょうか。

頻繁に上下左右を入れ替えますからね。

この発想は既にわかる人には理解できません。

まっさらな状態から自分で考えたからこそできる考え方なのです。

しかもこの子はこの操作を頭の中だけで行っています

ということは,考えようによっては,教えられた考え方しかできない子よりも賢い可能性があるのです。

この子は数学が苦手とのことでしたが,こういうタイプの子は,パズル的な思考を得意とするため,図形から入るとできるようになる可能性があります。

決めつけるからバカになる

簡単な問題がわからないからバカだと決めつけていると,このような発見はできません。

その原因や因果関係に気付いてあげられることで,その子にとって最適な勉強法が見つかるものです。

「うちのこバカかも…」と思う方は学習法診断をお試し下さい(^^)/

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ABOUT US

1981年生、千葉県出身の学習法診断師。独自の教育論、常識外れの教育手法を用いて、大手進学塾で実績、成績上昇率共にトップを取り続け、個別指導塾、家庭教師でもミラクルと言われる多数の逆転合格を打ち出す。2013年に進学塾PHIを作り、2015年に株式会社学習法指導塾PHIを設立。子供たちを対象とした勉強のやり方の指導を初め、親へも教育に関する子育て指導を実施。教育活動の一環として、高校や大学での指導、セミナー活動、塾や学校の先生など教育者に対するコンサルティング、動物介在教育など、多岐にわたって教育業に携わる。

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