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中学受験の受験パターンどう決めればいい?

指でポイントを指し示す子

受験パターン

中学受験の受験校の決め方は大きく5つに分かれます。

  1. 志望校一本受験
  2. 下手な鉄砲数うちゃ当たる受験
  3. 攻めの受験
  4. 守りの受験
  5. 成り行き受験
受験頑張れ

1.志望校一本受験

親としてはできることならば一番狙って欲しい受験方法でしょう。しかしながらこれは子どもにとって精神的負担が大きすぎます。「もしこれで落ちたら…」という不安は大人が考えている以上です。

これで成功しやすいタイプはマイペースタイプです。何を言っても動じないタイプならばこの受験でも実力を発揮できる可能性はあります。しかしながらそうではないのならば,一番やってはいけない受験方法でしょう。

2.下手な鉄砲数うちゃ当たる受験

とにかく数を打てばあたるだろうというタイプの受験方法。プレッシャーに弱い子を受からせたい場合に有効な戦略で,絶対公立には行きたくない!という場合に非常に有効な受験方法です。

「私立ならどこでもいいって訳じゃない!」という方も多いのですが,そういうわけではありません。あくまで志望校に受からせるための戦略の一つとしての方法です。本番でプレッシャーに負けたら合格できる可能性がある所でも合格できなくなりますから。

この場合,大切なのはどんな学校であれ,合格を喜び認めてあげることです。これにより,子供は合格の仕方を身につけていきます。最大の欠点は,費用がかかることです。

3.攻めの受験

偏差値が10以上離れた所を志望している場合に有効な受験方法です。安全校の確保はもちろんですが,比較的レベルの高いところを中心として受験していきます。受験校の選び方は感覚でもかまいませんが,出来ることならば,第一志望と似た傾向で出題してくる学校を中心にガンガン攻めていきます。

落ちることへの耐性,というと変な言い方ですが,悔しさを駆り立て,精神力を強くするにはうってつけの受験方法です。受験後,もしうまくいかなくても親が責め立てる事がなければ,その後の人生の糧(かて)としてとてもよい経験になります。高校受験,大学受験でリベンジを果たすのもこのタイプが比較的多い傾向にあります。

最大の欠点は,親が精神的に持たないことが多いことです。子供は意外と強いもので,親や先生がかける言葉ですぐに立ち直れます。

4.守りの受験

褒めて伸びるタイプ,精神的に弱いタイプにはオススメの受験方法です。

合格しやすい所から受験して,徐々にレベルを上げていきます。受験後はとにかく褒めること。第一志望で一番の調子に持っていくためにしっかりと戦略を練る必要があります。そのため,受験しないというのも一つの戦略となります。

第一志望まで日数的余裕がない受験には難しい受験方法となります。

5.成り行き受験

戦略を考えずに,受験したいところだけを受験する方法です。この方法は後悔しないための受験方法となります。しかしながら,最近のシステマチックな受験に比べて合格率があまり高くない受験方法なため,志望校がしっかり決まっている場合にはオススメはしません。

最後に

受験の方法がどれが合っているかというのは子供により様々です。また,受験は本人だけのものではないため,子どもだけではなく,家族としても精神面を考慮して受験校を決定する必要があります。中学受験のチャンスは1度。しかしながら,中学受験で失敗しても,高校受験で成功するための布石となれば,結果的に受験は成功したといえます。合格だけが成功ではないという事を十分考えた上で受験校を決定しましょう。

また,ここでは大きな5パターンに分けましたが,塾の方針により受験校のパターンが決まる場合もあります。その場合,受験校は本人の性格や状況に関係なく決められて行ってしまう場合がありますので十分注意して下さい。特に合格実績に重きを置いている塾ほど,数を打たせる傾向にあります。まぁそういう塾の場合,大抵受験パターンが全員お揃いになりがちなので,同レベル帯の子の受験校を聞けばわかることが多いでしょう。本当に必要な受験かどうか,見極めるのは結局親しかいません

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1981年生、千葉県出身の学習法診断師。独自の教育論、常識外れの教育手法を用いて、大手進学塾で実績、成績上昇率共にトップを取り続け、個別指導塾、家庭教師でもミラクルと言われる多数の逆転合格を打ち出す。2013年に進学塾PHIを作り、2015年に株式会社学習法指導塾PHIを設立。子供たちを対象とした勉強のやり方の指導を初め、親へも教育に関する子育て指導を実施。教育活動の一環として、高校や大学での指導、セミナー活動、塾や学校の先生など教育者に対するコンサルティング、動物介在教育など、多岐にわたって教育業に携わる。

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