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受験する子を伸ばすには、褒めるのと叱るのとではどちらの方が子どもは伸びるか?

泣いている子どもを慰めるお母さん

褒めて教育するのと叱って教育するのはどちらの方がいいか

色々な意見や話がありますが,結論は出ていません。

いや,結論が出ないといった方が正しいでしょう。

なぜなら,誰に,何を目的として,どういう教育を施すかによって,どちらの方がいいかは変わってきてしまうからです。

例えば自衛隊。もし自衛隊の訓練が叱らない教育だとどうなるでしょう?

・朝の起床で起きられない
  ⇒ 「まぁそういう時もあるよね。」

・持久力がない
  ⇒ 「んーもうちょっと練習しておこうか」

・集合時間に遅刻する
  ⇒ 「今度から気を付けて。」

・訓練ノルマを達成できない
  ⇒ 「まず1回は命中させられるようにしようか。」

どうですか?

こんな自衛隊に国の防衛を任せられないですよね?

では逆に考えてみましょう。

幼稚園児を相手にこのような指導はいかがでしょう?

・おもらしをしてしまった時
  ⇒ 「おもらしするなって何度言えばわかるの!」

・足が遅い子に
  ⇒ 「100m10秒以内で走れるまで練習してこい!」

・ピーマンが食べられない子に
  ⇒ 「好き嫌いするな!食べなさい!」

・本を読ませるために
  ⇒ 「マンガじゃなくて伝記読みなさい!」

さすがにこれは無謀な教育だとおわかりになるでしょう。

実際この要求は幼稚園児には厳しく,しつけにすらなっていないのです。

幼少期のおもらしは生理的なものですし,足が遅いのは発達の違いのせい。食べ物の好き嫌いも本能的なものによることが大きく,活字を覚えたばかりの子に伝記は読めないし理解もできません。

なぜなら「教育の適齢期」に達していないためです。

つまりこの教育が通用する年齢に達していないという事ですね。

てこのまとめノート

あなたの教育は,教育の適齢期に合っていますか?

では次のような場合、どのように指導しますか?このような指導していませんか?

・朝自分じゃ起きられないとき
  ⇒ 「早く起きなさい!遅刻するわよ!」

・携帯やゲームばかりやっているとき
  ⇒ 「いつまでやってるの!いい加減勉強しなさい!」

・門限を守らず帰って来なかったとき
  ⇒ 「6時には帰って来いって言ったでしょ!」

・テストで点が悪かったとき
  ⇒ 「勉強しないからこんな点を取るんでしょ!」

もうお分かりだと思いますが,これらは全て「教育の適齢期に合っていない指導」なのです。

「もう受験生なんだし,これぐらいできて当然でしょ?」と思うかも知れませんが,合っていないものは合っていないのです。

年齢だけの問題ではなく,精神年齢の問題です。

もし受験生なんだからできて当たり前と思う事が出来ていないとすれば,それは受験生になるにもかかわらず,それすらできるように育ててこなかったあなたのせいなのです。

責任を感じなさいとか反省しなさいとか、そういうことを言いたいわけではありません。

そうではなく,年齢不相応な過剰な期待はせず,精神年齢で見て適齢期に合わせた教育をしてあげるべきだという事です。

自分の子どもだから過大評価する

では試してみましょう。自分のお子様だという考えは捨てて下さい。誰かご友人のお子様を想像するのがやりやすいでしょう。そして年齢を3歳ぐらい低く見積もって先ほどの例に対応してみましょう。

・朝自分じゃ起きられないとき
  ⇒ 「朝ですよー。今日は○○君と遊ぶ約束してるんでしょ?」

・携帯やゲームばかりやっているとき
  ⇒ 「そろそろやめてお母さんのお手伝いしてね。」

・門限を守らず帰って来なかったとき
  ⇒ 「6時に帰って来るって約束したよね?どこ行ってたの?」

・テストで点が悪かったとき
  ⇒ 「次はちゃんと勉強して行こうね。」

ここで注目して欲しいのは,対応の仕方ではなく,対応が優しくなっていることです。

つまり,子どもが小さければ小さいほど優しく対応できるという事なのです。

言い換えれば,普段から叱って接している親は,子どもに自分の理想を押し付けて教育していることになります。

それがいけないとは言いませんが,結果的に年齢不相応な教育をしていることになるのです。

受験に向いているのは褒める教育か,叱る教育か

さて,話を戻しましょう。

受験をする子を教育する場合,褒める教育と叱る教育,どちらが適切か。最初に申し上げた通り,一般的には「褒める教育があっている」という事になります。

なぜなら子どもが小さければ小さい程,優しく接するから,逆に言えば,年齢が小さい程褒めて優しく接するのが自然だからです。

高校受験は14歳,中学受験なら11歳。まだ十分子どもです。

高校受験はもちろん,中学受験も褒めてあげるのが自然なはずなのです。

それにもかかわらず叱ってしまうのは,大人が描く理想と子どもの現実にギャップがあるためなのです。

では先ほどの例に褒めて対応するとはどうする事でしょうか。

・朝自分じゃ起きられないとき
  ⇒ 早く起きた時に褒める

・携帯やゲームばかりやっているとき
  ⇒ 自分でやめた時に褒める

・門限を守らず帰って来なかったとき
  ⇒ 門限を守って帰ってきたときに褒める

・テストで点が悪かったとき
  ⇒ いい点を取ってきたときに褒める

簡単でしょ?

ハッキリ言いますが,今の時点で親が当たり前と思う事を出来ていないのは,できた時に褒めて来なかったあなたのせいです。

褒められなかったので何が正しいのかちゃんと認識できなくなったせいなのです。

「そんな褒められるような事は一度もして来なかった!」

いえ,そんなことはないはずです。

一度もないなんてことはほとんどなく,単に褒めるチャンスを逃してきただけです。

もし本当になかったのだとしたら、褒めるチャンスを与えなかったのもあなた自身です。

子どもを変えたいと思ったら,変えたいと思う行動をしたときに見逃さず,すかさず褒めてあげて下さい。

もしその行動を取らないというのなら,きっかけとなるチャンスをどんどん作ってあげて下さい。

環境を変えるというのもその一つです。

待っているのではなく,チャンスを作ってあげて下さい。

その行動で褒められる事が多くなれば,自然と親の理想に近づいていきます

叱ってはいけないの?

さて,こう書いてしまうと「叱るのが悪」みたいな気がしますが,そうではありません。

叱るのも非常に重要な教育の一つです。

というのも,褒めて伸ばす方法には最大の欠点があるからなのです。

それは「とにかく時間がかかる」という事です。

例えば受験生。

受験は期限が決まっていますし,緊張感の中で戦わなければなりません。

にもかかわらずのんびりと褒めて育てようなどとしていると,受験に間に合わず落ちてしまう事にもなりかねません。

しかし叱って伸ばすのは実は褒めて伸ばすよりも難しいのです。

叱っても聞いてくれない,変わらないというのはこの典型的な例で,叱って伸ばすやり方がわかってないのです。

これでは子どもにとっては怒ってるのと一緒なんですね。

叱って伸ばすために絶対に必要な条件とは?

叱るために絶対必要なのは「尊敬と信頼」です。

これがない状態で叱っても「うるさいなー!」となります。

「親を尊敬しているか?」と子どもに聞いて「いや…」と答える子の場合,まず親が叱っても改善しないと思って間違いないでしょう。

次にタイミングです。

叱るのはいつでもいいというわけではありません。

やってはいけないことをしたら,そのタイミングで叱らないと効果がありません。

また叱り方も重要です。

ガツンと叱った方がいいのか,説得するように叱った方がいいのか,これはその子の状況と性格に合わせる必要があります。

最後に,叱るデッドラインがハッキリわかるようにする事

「これをやったら叱られる!」という明確な基準が子どもに伝わらないと,結局うやむやにされてしまうのです。

つまり,叱るときの明確な基準が必要という事です。

もし叱るときは,必ず明確な基準を持って,「あなたはこのやってはいけないラインを越えたから叱られてるんだよ」という事がハッキリ伝わるようにして下さい。

他のことも一緒に混ぜて叱ったり,兄弟や周りの友達の話を出してきたりするのは基準が曖昧になるため逆効果です。

叱るなら全てにおいて厳しくする覚悟を,それができないなら褒める方で伸ばすことを考えるべき

褒めるか叱るか,どちらがいいかは状況に合わせて変える必要があります。

そして褒め方、叱り方にはやり方があり,そのやり方を外してしまうと効果が薄れてしまいます。

毎回基準がぶれる叱り方,別の事で褒めておだてる飴と鞭作戦,ダラダラと叱る,感情的に叱る,いくつも盛り込んで叱る,気分で叱る,全てナンセンスです。

もう一度あなたが日々どのように叱っているかを思い出してみて下さい。

該当する叱り方はしていませんか?

もししているのであれば,あなたに叱って伸ばす方法は向いていません。

叱るのはその道のプロに任せて,褒めることに徹した方がいいでしょう。

褒めて伸ばすのは簡単です。

ゆっくりではありますが,リスクもあまりありません。

長い時間さえかければ,確実に狙ったものを伸ばせるのです。

褒めて伸ばしたいけど,成績も伸ばして欲しいという方はPHIへご連絡下さい。
子どもが勝手に勉強する子になる方法をお教えします。

どんな風に変わるかは,指導実績をご覧下さい(^^)/

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学習法診断士。東京、千葉、埼玉を中心に独自の教育論、常識外れの教育手法を用いて大手進学塾や個別指導塾、家庭教師といった教育機関で多数のミラクルと言われるような合格を打ち出す。2013年に株式会社学習法指導塾PHIを設立し、子供たちへ勉強のやり方の指導を始め、親への接し方の指導、セミナー活動、高校や大学での指導、塾や学校の先生などの教育者に対する指導、動物介在教育など多岐にわたって教育業に携わる。

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