ストレスがないと返ってダメになる
「ストレス」と聞くといけないものというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
しかしストレスが必ずしもいけない訳ではありません。
例えば、子供の頃に全くと言っていいほどストレスを与えず,何不自由ない生活をさせてきた子はわがままに育ち,自分の思い通りにいかない事があると極端にストレスを感じやすくなると言われています。
これはストレスに対する耐性を子供の時に身に着けられなかったためです。
もちろんストレスが過剰にかかると精神的な問題や,肉体的にも悪影響を及ぼします。
つまり,ストレスは多すぎてもいけませんし,少なすぎてもいけないという事です。
適度なストレスが子どもを育てる
これは勉強に関しても同じことが言えます。
つまり,ある程度のストレスは勉強に対しても与えるべきだという事です。
どういうストレスが勉強に対しては良いのかというと,やらなければならないというプレッシャー,これに尽きます。
よく親が子どもに「勉強しなさい!」と言いますが,それはやらなければならないプレッシャーではありません。
「もうあと何か月しかないのよ!」
というのもやらなければならないプレッシャーではありません。
プレッシャーというのは周りから影響されておこるものではありますが,周りが指摘して感じるものでもありません。
プレッシャーを感じさせることが大切なのです。
つまり,自覚を与えるプレッシャーですね。
そのプレッシャーを感じさせる方法とは,
テストを受けさせる。
これが一番簡単ですね。
そのテストにどれだけ思い入れを持って打ち込んだかで受けるプレッシャーも変わります。
また,周りと比較して自分がどうだったのかもわかるとよりプレッシャーを与える事ができます。
過去問や模擬試験,チェックテストなどでも効果はあります。
他にも恐怖でしばりつける方法もあります。
「宿題やって行かないと怒られる!」
これは親だと保護者ですからあまりうまくいきません。
やっぱり本当の意味で恐怖を感じるのは赤の他人です。
これについてはこちらの記事にも書いています。
⇒ なぜ先生の話は聞くのに,親の話は聞かないのか?理由が分かれば子育てがもっと楽になる(^^)
もちろん行き過ぎのプレッシャーは悪影響を及ぼします。
特に親の与えるプレッシャーはわが子という事もあり容赦がありません。
どんなに体は成長しても相手は子ども。
見極めが重要ですから,やりすぎにはならないように注意して下さいね。
難しいのは承知で言いますが,コントロールできないストレスは与えるべきではありません。
コメントを残す