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「みはじ」や「はじき」を使う子は伸びない!

速さの公式は暗記じゃない

小学校の算数で、速さの問題を扱うのは小6。

中学受験では早ければ小4で速さの問題を扱い、遅くとも小5までには終わらせてしまいます。

ファイでは子どもに合わせて学ばせる時期を変えていますが、小5が多いですね。

小5~小6にかけてサピックスや日能研、早稲田アカデミーを始めとする四谷大塚系から転塾してくる子も多いのですが、まぁ速さの根本を理解していない子が多いこと。

学校で初めて習った子はほぼ例外なく「はじき」とか「みはじ」、「きはじ」と言われる図を書いて式を立てています。

もちろんツールの1つなので使うこと自体がいけないわけではないのですが、これに頼らなければならないような状態では、先は目に見えています

そんなわけでファイで久々に速さをやってみたのですが、ファイに小4からいる子と小5からいる子、そして大手進学塾から小6で転塾してきた子。

やはり解き方に大きな差が表れていました。

転塾してきた子は図から式を立てようとしていたのですが、それがうまく使えず答えが出ませんでした

以前の塾でやっていた問題の方がずっと難しかったはずなのですが…

しかしファイで教えてきた子は、1人は速さの意味(単位量あたりの考え方)から立式してスラスラ。

もう一人はダイヤグラムから正解にたどり着きました。

写真は解いた後に自分の考え方を説明している一場面です。

中学受験の算数の速さの問題を一緒に解く塾生

暗記させるのは簡単ですが、覚える子供は大変。

万が一覚えられたとしても発展性がない。

当てはめられなければ終わりですからね。

速さの根本は「単位量あたりの計算」です。

速さそのものの理解が甘いのであれば、単位量あたりの計算をしっかりとやり直しましょう。

大変でもじっくり時間をかけて、一つずつ根本から理解していった方がいい一例が垣間見れる一場面でした(^^)

ファイの普通じゃない授業内容はこちらをご覧下さい(^^)/

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