旅人算ができることの弊害
大抵の塾では旅人算はダイヤグラムを習う前に習います。
そのため、ダイヤグラムの問題が出てきたときに、ダイヤグラムを読み取りのみの資料として使い、解く時に用いない子が出てきます。
実際旅人算として解けてしまいますからね。
ところがダイヤグラムを旅人算として解けても、ダイヤグラムを使いこなせないと結局その先で詰まってしまうのです。
ダイヤグラムは図形問題
ダイヤグラムは確かに速さの問題ではありますが、その本質は図形の相似比です。
そのため、ダイヤグラムの中に相似を見つけるところからがスタート。
もし相似を見つけずに解いているのであれば、必ず相似を見つけるところから始めて下さい。
そしてその相似比を使って解くように練習します。
もちろん旅人算でも解けるに越したことはありませんが、ダイヤグラムを使いこなすための練習をするのであれば、相似を使うのは絶対です。
もしお子様のノートを見て相似を使わずに解いているようでしたら、相似と合わせて解き方を見直しましょう。
こうすることで、速さも図形も解けるようになり、一石二鳥です。
速さは解き方が様々なため、子供に合っているかどうかは探るしかありません。
塾で教えられたやり方が絶対正しいとも限りません。
今の解き方が合っているか診断できますので、学習法診断をご利用下さい(^^)/
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