日本初!勝手に勉強する子ができる塾

勉強計画を立てさせると破綻する!

スケジュール手帳に予定を書き込む様子

お祭りの計画を立てるのが先!

今回は夏の過ごし方,過ごさせ方のお話です。

まず,お祭りには行かせましょう!一日ぐらい遊んだって落ちやしません!ということで,今すぐにお祭りの日をチェックさせて下さい。ついでに花火大会の日もチェックさせましょう。

これ,私は本当にやらせてます(笑)

何を考えてるんだって思われるかもしれませんが,もちろん勉強。「これで2日も勉強する日が減る!!」と言われそうですが,どちらも夕方から夜にかけてのイベントなので,半日ずつ使ったとしても合わせて1日分です。

では次。その他の遊びの予定を入れてしまいましょう。あぁ「いい加減にして!」って声が聞こえてきそう(笑)でも私は実際に夏の予定表はこれを真っ先に書かせます。

なぜ遊びの予定から入れるのでしょう?理由は簡単です。遊びたいからに決まってるじゃないですか。遊びたいものを我慢して勉強なんて子どもには無理なんですよ。なら先に遊びの予定を入れて遊ばせてしまえばいいのです。

実際中学受験の子で,ずっとがんじがらめにされて勉強させられていた子に「お祭りに行って来い」って話したことがあるんですね。もちろん親からは猛反発をくらいました。しかし,もう本人は憔悴しきって目が死んでいるので,いくら勉強をやらせても効果が上がらないのです。その様子を見て親も納得し,地元のお友達とお祭りに行きました。すごく楽しかったみたいですね。浴衣も着てキャッキャと遊んでいる写真を送ってくれました。で,ちゃんと受かりましたよ。

市原ぞうの国に行ってみます

いくら遊びの予定を立てても埋まらない

さて,予定表は埋まりましたか?埋まっていませんよね?

常識的に考えたら埋まるわけがないのです。そもそも夏休み前の時点で遊びの予定を埋められるぐらいの計画性を持っているのであれば,今この場において夏休みの計画を立てるまでもなく勉強できるからです。逆に言えば,夏休みにどうやって勉強させようと親が悩むぐらいの子なら,遊びの予定を考えさせたって対して予定がないことが露呈するのです。つまり,

この空欄の部分を勉強時間にする約束を取り付ければいい!のです。

今度は多すぎるという声が聞こえてきそうですね。実際これで余った時間を見せると,「こんなにやらなければ受からないんですか?」と親から聞かれることがあります。というわけで,じゃあ減らしますか。こんな風に考えて見ましょうか。

1日は24時間ですよね?8時間を勉強時間としましょう。これは一般的な中3の夏の勉強時間(塾も含む)です。とはいえ,ほぼ自己申告の時間なので,実際の勉強時間は現実的にみて塾のある日で5時間もあればいい方です。塾がない日で2~3時間がいいところですが。

残りの8時間を寝る時間としましょう。さて,これで残りは何時間ですか?残りは8時間です。この8時間は好きに使っていい時間です。遊んでもよし,寝てもよし。どうぞ好きに使ってください。こう考えると意外と自由時間ってありません?

つまり,塾を含めて8時間は勉強時間として確保するというのは意外と大したことはない,というより一般的には割とすごいことなのです。PHIの子達からしたら8時間なんて全然大したことない時間ですが。

要するに勉強時間8時間と考えると「大変!」という気がしますが,一日の割合で考えれば何てことない時間なのです。そしてこの時間を勉強時間として考えるのではなくなりたい自分のために使う時間ととらえればいいのです。子どもとしても,その方が自分がどうなりたいのか考えやすくはなります。まぁまだ子どもなので過度な期待は禁物ですが。

さて,予定が立てば,あとは能率の問題です。いくら勉強時間を稼いでも,能率が悪ければ意味がありません。遊んでいても,能率が高ければ成績に結び付きやすくなります。いくら机に座っていても,能率が悪ければ成績に結び付きません。

もちろん自分のペースがありますので,大切なのはペースを考えることです。ちゃちゃっとやってしまう子を机に縛り付けても能率は下がります。その場合は短い時間をこまめに取れるプランがいいでしょう。机に向かわないと誘惑に負けてしまう子は,とりあえず時間ばかりかかったとしても机に向かわせておく方がいいでしょう。

いずれにしても間違いないのは,勉強時間は取っているから合格をするわけではなく,生活とのバランスが崩れれば落ちる。もちろんやらなさ過ぎても落ちる。ということです。そして勉強計画から立てさせると破綻するということです。

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ABOUT US

学習法診断士。東京、千葉、埼玉を中心に独自の教育論、常識外れの教育手法を用いて大手進学塾や個別指導塾、家庭教師といった教育機関で多数のミラクルと言われるような合格を打ち出す。2013年に株式会社学習法指導塾PHIを設立し、子供たちへ勉強のやり方の指導を始め、親への接し方の指導、セミナー活動、高校や大学での指導、塾や学校の先生などの教育者に対する指導、動物介在教育など多岐にわたって教育業に携わる。

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