中学生は放置しやすい(笑)
今回は中学生の親向けの記事になります。
中学受験なら親がついて教えていることも多く、受験をしない小学生ならそこまで大変な勉強はないため、言ってもやらないということはあまりありません。
ところが中学生になると「勉強しない!」という相談が急増するのです。
中学生からは進学に関わる成績表が出てくるからでしょう。
しかし子どもには危機感がなく、言ってもやらない。
さらに反抗期が重なり、余計に「勉強をしていない」という印象に拍車をかける。
小学生にも使えなくはないのですが、大人度に応じて対応を考えなければならないため、真似してうまくいかなければ、すぐにお問合せ下さい。
中途半端に真似して失敗すると、中学生になった後に面倒なことになります。
ファイはスパルタ?
さて、ファイの子どもは勉強をよくやっているという話を保護者からよく耳にします。
しかし決して強制的にやらせている訳ではありません。
スパルタというわけでもありません。
いや、地元の蘇我ではスパルタで有名ですが(^^;
まぁスパルタの意味が違いますね。
竹刀を持って追い掛け回すような熱血タイプ、根性論タイプのスパルタとは異なります。
どちらかというと、ストイックな面でスパルタ。
よくわからないと思いますので、まずは子どもがどう変わったのか、それらがわかる保護者の方々から頂いたコメントをご紹介致します。
「勉強が楽しくなってしまったらしく、もう寝なさいと言うまで勉強してます。今まで全然勉強してなかったのに(笑)」
「社会が嫌で嫌でしょうがなかったのですが、最近は社会が楽しいと言って私に話してきます。私も社会が苦手だったので話について行けないので聞いているだけですが、こんな授業だったら楽しそうで私も受けたいぐらいです。」
「あれだけ数学の勉強をちゃんとやりなさい!って言い続けてたのにやらず、成績はどんどん下がる一方でした。でもファイに入ってからはあれだけ逃げまくっていた数学の勉強を、今は毎日してます。」
「突然○○高校に行きたいと言い始めたかと思ったら、放っておいても勉強するようになりました。」
「いつもリビングにいて、主人が帰ってくると『勉強しろ!』って始まってギャーギャー言い合っていたのですが、突然勉強しかしなくなってしましました。勉強するようになったのは嬉しいのですが、主人としては寂しくなったらしく、たまにリビングに降りてくると嬉しそうに話しかけて、部屋に返そうとしないので、今度は私が困ってます(笑)」
「反抗期に顔を合わせるたびに怒鳴り合っていた息子が、自分から勉強するようになりました。勉強時間は多分他の人と比べたら少ないでしょうが、妹に教えたり家事を手伝ってくれたりするようになりました。成績よりもそれが嬉しいです。」
「ファイさんにお世話になってからと言うもの、生活がガラリと変わりました。おかげさまで成績もどんどん伸びており、ファイさんと出会えて本当に良かったと思っております。」
「嘘だー!」と思う方は、ぜひファイへお越し下さい。
全て事実です。
子どもは変わります。
簡単に、とは言いませんが、子どもは確実に変わります。
むしろ親の方が変わらない(笑)
ではどうしてファイの子どもは変わっていくのでしょうか?
その答えが「放置」なのです(笑)
放置するから子どもは伸びる
放置というと良い印象を持たない方も多いと思います。
「何もしてくれないの?」って。
それは違います。
効果が出るのは「戦略的放置」です。
例えばこんな感じです。
宿題をやりたくない子

「ならやらんでいいよ。」

「宿題減らして下さい。」

「わかった。君の宿題はなし!」

「え!?いやゼロじゃなくても…」

「無し!やらなくてオッケー!」

「いや、これぐらいならやれますから!」

「ダメ!無し!勉強禁止!」
言わずに自分で気付かせる

「宿題は自分で決めて!」

「じゃあこれやってきます!」

「えーっと、次の目標は何だっけ?」

「80点以上取ります!」

「ふーん?」

「足りない…ですかね…」
子どもの性格に合わせて対応を変えるため、全員に一律の対応をするわけではありませんが、自覚がない子に対してはこんな感じのやりとりになります。
家でもできる否定命令法
これは心理学で「否定命令」と呼ばれるものを活用した手法です。
「するな」と言ってしまうと、その「するな」と言われた行動が刷り込まれてしまい、結果「するな」と言われた行動をしてしまうというもの。
だからあえて肯定してしまいます。
すると今度は自分がしたくないと思ったことを肯定されてしまったことにより、子どもはその先の自分、その結果おこる自分への変化、つまり反面教師的な自分の姿を見ることになります。
「やらなかったらこうなっちゃうのかな。」
周りがいくら同じことを言ってもウザったいだけですが、自ら考えた事は「暗示」となります。
ここで最後に「やりますよ。」とか「これをやってきます。」とか自分で言い出せば暗示にかかった証拠です。
暗示というのは耳から聞くのとは違って深層心理に働きかけるので、あとは勝手に変わっていきます。
要するに「放置」することで、自己暗示の手伝いをしているということです。
本当にやらないままになる可能性は?
「本当にやってこなかったらどうするの!?」
と心配になる方もいらっしゃると思いますが、全くやってこない子はほとんどいないですね。
やって来ない時は大抵心に問題を抱えている時。
もしくは本当に全くやる気がないか、です。
自己暗示はそれぐらい強く働くのです。
子ども達の発言が変わる
最後に子ども達のコメントを紹介致します。
「宿題はめっちゃ多いけど、やりきった時の達成感はすごい。ノートが埋まっていくのが楽しいんです。」
一週間に2冊のペースで使い切っていた子のコメントです。
「最初の頃は頑張って宿題やってるつもりなのに、こんなのやった内にはいらん、とか言われてムカつきました。今にして思うと、無駄な努力ってまさにあの時の勉強のやり方だったと思います。」
「勉強やった、って言うのはどういう事なのかって言うのをファイは教えてくれた。今までのは時間の無駄遣い、今のは結果につながる努力。」
ついこの前まで勉強から逃げていた子ども達がこんな事を言うようになります(笑)
これらは特別な事ではありません。
誰にでも起こりうる事です。
やらせようとする必要なんてありません。
むしろやらせようとすることが、返って勉強から遠ざけてるなんてことはよくあります。
あなたの子どもは変われます。
あなたも変われます。
変わり方、変え方を知らないだけなのです。
どう変われるか、どうすれば変われるか、今の受験生活を変えたい方はファイへ連絡して下さい(^^)
「えー!?宿題多い!」