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サッカー関連の相談
FIFAワールドカップについて
ワールドカップについては他のサイトでいくらでも説明されていますので、ここでは実際に子どもが興味を持っていて、話を広げられた部分についてお話します。
FIFAとは国際サッカー連盟(仏:Fédération Internationale de Football Association)の事で、FIFAワールドカップは1930年に始まりました。
このあたりの横文字は、覚えておく必要はありませんが、話題には出して、何の略なのかは意識する姿勢は見せておくといいでしょう。
ちなみに1929年10月に世界恐慌の引き金となるニューヨークウォール街での株価大暴落が起きたので、1930年と言えば日本はその影響をモロに受けた時期にあたります。
その後は多少ずれはあるものの、基本的に4年ごとに行っています。
1994年からは冬季オリンピックと開催年が重なっているのでわかりやすいでしょう。
2014年にはブラジル大会では32チームが戦っています。
予選も合わせると203の国が参加している非常に大きな世界大会です。
開催都市は12都市で、合計64試合にもなります。
2014年の大会スローガンは”All in one rhythm”(すべてをひとつのリズムに)で、スローガンも度々目にするため、意識しておくと広げやすくなるでしょう。
ボールはドイツのスポーツ用品メーカーadidasが作ったものを使う。
2002年の大会では日本と韓国が会場となり、決勝戦は横浜国際総合競技場で行いました。
なお、2022年で22回目のワールドカップとなりますが、日本は5回目の出場です。
最高成績はベスト16入りで2022年カタールワールドカップの9位となっています。
なお、現在日本代表のユニフォームのエンブレムにいる鳥は八咫烏(ヤタガラス)です。
ヤタガラスは太陽を象徴し、熊野の神の使いとされる三本足のカラスです。
ヤタガラスは天の神から使わされ、熊野で神武天皇の道案内をして大和平定の手助けをしたと言われています。
そのためヤタガラスは勝利の導き手、勝利のシンボルとして採用されています。
ちなみにJリーグ(Japan Professional Football League)の発足は1993年です。
その最初のワールドカップ(1994年)出場のかかった予選は、試合終了間際のロスタイムにイラク代表の同点ゴールが入り、日本のFIFAワールドカップ初出場が確定するまでわずかな時間を残すだけの状況から一転して予選敗退となりました。
これが有名なドーハの悲劇です。
必ず話題に上がる試合ですし、ドーハや歴史を関連付ける上でも、Youtubeでも未だに映像が残っていますので、見てみるといいでしょう。
一応歴代の結果を聞かれることが多いので記しておきます。
- 1994年:アメリカ大会(カタールで行った予選で敗れる)
- 1998年:フランス大会(グループリーグ敗退)
- 2002年:日韓大会(ベスト16入り)
- 2006年:ドイツ大会(グループリーグ敗退)
- 2010年:南アフリカ大会(ベスト16入り)
- 2014年:ブラジル大会(グループリーグ敗退)
- 2018年:ロシア大会(ベスト16入り)
- 2022年:カタール大会(ベスト16入り)
と毎回確実に予選は通過しています。
ブラジル
「息子はサッカーが好きなのですが、私は地理が疎く、勉強につながる話もしてあげられません。何か勉強にも通じてくるようなネタはないでしょうか。特にブラジルに興味があるようです。」
あまり勉強に寄せてしまうのもひかれてしまう気がしますが、ブラジルに興味があるということでしたら、ひっかかるものはあるかも知れません。
簡単に勉強との橋渡しになる知識をお話しておきましょう。
実際にファイの塾生と話していた内容はこんな感じです。
ブラジルの首都はブラジリア。
ブラジルは日本とほぼ正反対の西経45度付近。
日本(東経135度)-左回り半周(180度)=東経-45度=西経45度
だから時刻は日本と真逆ですね。
この辺りの計算はわかってしまえば単純なのですが、1周360度の概念しかない子にとっては意味がわからないものになります。
東経、西経は時差でも使いますので、この辺りの感覚は身につけておくと、解く時のヒントになります。
2014年にはブラジルでFIFAワールドカップが行われています。
大会が行われたのはブラジルの12都市。
ブラジルの中で最大の都市がサンパウロ。
二番目がリオ・デジャネイロ。
2016年の第31回夏季オリンピックの開催都市です。
これはあくまで概要で、実際には子どもと話しながら話を広げていっています。
なので無理なく広げていけるのです。
今回の子はブラジルが好きだということで、ブラジルについて話したので、それについて話したことをまとめておきましょう。
面積は日本の22.5倍で、アメリカよりは狭いのですが、ロシアを除いたヨーロッパ全土よりも広い国です。
南米アメリカ大陸で唯一のポルトガル語圏で、気温は温暖でアマゾン川が有名ですね。
南西部のパラグアイ、アルゼンチンとの国境付近には有名なイグアスの滝がありますが、これについては実際にYoutubeで動画を見てみた方がいいでしょう。
ラ・プラタ川水系の大河パラナ川があり、リオ・デジャネイロで毎年開かれるリオのカーニバルは世界的に有名なカーニバルです。
ブラジルではサトウキビの産出が多いので、昔からバイオマスエネルギーの利用が盛んです。
サトウキビから取れるアルコール(バイオマスエタノール)をガソリンに20%混ぜているE20を使っています。
日本でもバイオエタノールの割合は徐々に増やしていますが、アメリカでもE10までで、日本ではまだE3です。
環境問題から考えればなるべくバイオマスエタノールを使用した方がいいのですが、ガソリン用に開発されているエンジンでアルコールを使うのはどこまで安全なのかが検討課題とされていて、 なかなか普及が進んでいません。
サッカー好きで勉強しないという話をよく耳にしますが、サッカーが好きでも十分勉強とつなげられます。
むしろ子どもの「好き」をつぶしてまでやらせる勉強に、どれだけの価値があるでしょうか。
月1万円でアドバイスしていますので、どうやってつなげたらいいか悩んでいる方はファイへご連絡下さい。
「そもそもワールドカップが何かよくわからないのですが、何か知っておくと役立つことありますか?」