教わる勉強はつまらない!
「勉強は教えられるより,教える方が楽しい!」
これはPHIのとある生徒が言っていたセリフです。
勉強を全くやっていなかった子なんですけどね(笑)
このセリフ,これこそが子供たちの本音だと思います。
つまり逆に言えば,
「教わる勉強はつまらない。」
まぁ教わる勉強が面白いという方もいなくはないですが,勉強が嫌いな子なら通常は教わるのはつまらないと思います。
しかし勉強嫌いな子でも,教えるのは楽しいと思えるのです。
子どもに勉強を教える時,どうやって教えていますか?
「こんなのも解けないの!?これはね,こうやって解くのよ!わかった?」
ほとんどの方がこのような一方的な知識の押し付けになっています。
教えるのがうまいなーっと感じる親の教え方は,
母
「ねぇねぇ、この間違えてるところ、どうやって解くの?」
子
「これはこうやって解くの。」
母
「お母さんこれもう忘れちゃった。てへぺろ(・ω<)なんでこうなるんだっけ?」
子
「えー?しょうがないなぁー。」
中には本当にお母さんが解けなくて,子どもに「勝負しよ!」って遊ばれてる場合もありますが,親が解けるか解けないかなんてどうでもいい話です。
大切なのは子どもの反応。
前者の押し付ける教え方よりも,後者の教えられる教え方の方が子供は勉強に前向きになります。

今回「勉強は教えられるより、教える方が楽しい!」と言った子も説明なんて全然できない子でした。
「え…?どうしよう…。。。」
ってしろどもどろしていた子。
それでも自分なりに頑張って教えて,教わった子に感動してもらえる体験を何度かしてから,どんどん表情が明るくなって、楽しそうになっていきました。
教えるのが楽しいと思える子は例外なく伸びますよ。
それは裏を返せば、教えるために勉強する事が楽しいわけですから。
楽しさは全てにおいて行動の原動力になります。
教えさせるのは実は想像以上に難しい事ではありますが,ご家庭でもやってみる価値はあると思いますよ(^^)/
コメントを残す