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お参りとお詣りの漢字の違いと使い分け

「お参り」と「お詣り」

「お参り」と「お詣り」、何が違うのでしょうか?

結論から言ってしまうと、

り ⇒ 仏様にお祈りしにお寺に行くこと。
り ⇒ 神様にお祈りしに神社に行くこと。

漢字の意味から違いを学ぶ

では漢字の意味から考えてみましょう。

「詣」の字

「詣」は「ケイ」「もう」と読みます。

初詣(はうもうで):その年に初めてお詣りに行くこと。

造詣(ぞうけい):知識、たしなみなどの深い境地。

参詣(さんけい):神社にお詣りに行くこと。

このように「到着する」「到達する」という意味合いがあります。

なお、七五三(11月15日)は元々神道の儀式のため、「神社にお詣り」が一般的です。

「参」の字

「参」は「サン」「まい」と読みます。

参加 : 加わること。

参観 : その場に行き,観覧すること。

参考 : 自分の考えのたしにすること。

このように「関わる」という意味合いがあります。

また、「行く」の謙譲語として「参る」を使います

お寺にお参りに行くというのは、仏教では位が存在するため、こちらの謙譲語としての意味が強いですね。

なお、神仏習合があった時代に混同されていますので、熟語ではどちらに対しても使うことが多くなっています。

そのため、「お参り」と「お詣り」の区別以外は気にしなくてもいいでしょう。

ちなみに受験では区別されますので、中学受験、高校受験を控えている親は気を付けるように(・∀・)

⇒ 神社とお寺の違い

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