適性検査Ⅰ
ウミガメとプラスチック問題,レジ袋にマイクロプラスチック。
いずれもPHIで子ども達が話していた話題がそのまま出ていましたね。
⇒ ウミガメとプラスチック問題を取り上げた時事問題
そして訪日外国人と人口,道の駅も話題にしていました。
特に外国人受け入れに関する問題点は色々と話していたのでそのままでしたね。
⇒ 外国人を話題にしたときの時事問題(12月)
外国人を話題にしたときの時事問題(7月)
さすがに道の駅保田小学校までは話していませんが,結局は資料と地図の読み取りだったので,大したことないですね。
ちなみに記事にはしていませんが,PHIで話題にしたのは「道の駅うつのみや」と「道の駅神崎」でした。
地図もたまたま明治から現在における千葉市周辺の地図を見ており,知っていたからなんだと言うわけではありませんが,「あー見たことある問題だ!」とは思ったそうです。
⇒ 蘇我にも残る身近な明治の遺構。日常から学べる歴史。
空港についてもつい先日話したものとの関連事項でした。
⇒ 羽田空港の新飛行経路試験:受験で役立つ話題作り
空港を話題にしたときの時事問題(1月)
空港を話題にしたときの時事問題(11月)
適性検査Ⅱ
階段の問題は規則性でした。
当てに行ったわけではありませんが,規則性を苦手としていることはわかっていたので,色々なものを題材にしながら規則性は扱ってきました。
そのため,「階段はやったことあるような問題だったから簡単だった!」という話を聞けました。
平均も噴水の水量比も植木算もまともに特殊算の授業はしていませんが,普段から数学的に考えて話をするようにしていたため,イメージもしやすく問題なかったそうです。
一輪車を何回こぐかという問題は,整数にならないところからビックリした子もいたようですが,普段から綺麗な整数にならない問題(実際の生活に関わる数字)を扱っていた子にとっては大したことありません。
三角形が何通り書けるかという問題は,特に目新しくもないため,普通に中学受験の勉強をしてきた子にとっては何てことないでしょう。
PHIでも扱ったことはあります。
粘土と竹ひごで立方体を作ってく問題は,同じようなものをやったことはありませんでしたが,問題なかったそうです。
立体のイメージさえできれば簡単だということでしょう。
面積の問題も中学受験の勉強をガッツリやっている子にとっては何てことはなかったはずです。
知っていれば解けてしまうような出題だったのでちょっと残念。
記録タイマーの問題は小学生ではあまり見かけない問題なのですが,PHIでは学年関係なく授業をやっているため,小学生が中3と一緒に記録タイマーの授業を受けていたんですね。
3~4月頃の話なので,忘れてたと言っている子もいましたが,動きがイメージできるようになっている子にとっては大したことない問題だったようです。
最後の水溶液の問題はちょっとやられたなーという感じです。
水溶液自体は割と頻繁に扱っていたので問題なかったのですが,同じ濃度になるものを選べと言う問題,まともに濃度を計算している子が多かった…
こんなの濃度を計算しなくても同じ濃度は見つけられるのですが,やはりこの手の問題に要求されるスピーディーさはガッツリ中学受験の問題で早く解くことを鍛えられている子の方が有利だったでしょう。
入試程度のことは興味から学べる
「テキストに関係ないことばかりやっていて,本当に受験に通用するの?」
ということを疑問に思う方もいらっしゃるため,テキストなんてやらなくても受験程度の内容は学べますよ,ということをアピールするために講評を書きました。
ご覧になって頂けていればお分かりになると思いますが,私が授業で話している内容,ブログに書いている記事は,割と高確率で入試問題の題材,及び定期テストの題材になっています。
しかし私は合格のために予想しているわけではありません。
将来本当の意味で子ども達のためになることを,と思って話している内容が,テキストの枠を超えているだけであり,子ども達が興味を持つことを広げていっているだけです。
点を取ることを狙っているわけではなく,高確率で当たるだけです。
毎年受験生は後輩たちに
「どれもこれも,先生が話していたことがあることばかりだよ。先生の雑談,関係なさそうに見えて結構出てるから,ちゃんと聞いておいた方がいいよ!」
という声をかけていますが,毎年繰り返されるんですよね。
もちろん聞いていないわけではありませんが,後になってみれば,もっとやっておけばよかった,ということです。
なお,山かけをして合格を狙いに行くのが嫌いな理由については,以前話したことがありますので,そちらをご覧下さい。
⇒ 山かけや予想問題に踊らされてるから成績が伸びない!思考力を殺す悪魔のささやきがクラス全体の成績を下げた実例。
繰り返しますが,結果当たりますが,当てに行っている訳ではありません。
勉強の本質を追究した結果,合格するだけです。
テキストに沿わない勉強でも,受験程度の勉強はできるということを紹介したに過ぎません。
「わが子に学んで欲しいことはこれだ!」とお感じになった方は学習法診断にお申込み下さい。
今は遠隔指導でも十分教場指導と同等の効果を期待できます。
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