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上の子が使った教材を下の子のために取っておくべきか?

教材は下の子のために取っておくべき?

上の子の教材は下の子のために取っておくべきか?

お母さん

秋ごろからブログを読ませて頂いています。残念ながら上の子の受験には間に合いそうもなかったので、読ませて頂くにとどまってしまいましたが、下の子も受験を考えているので、近々お世話になろうと考えております。

さて、上の子の受験は終わったのですが、未使用のままの教材も多く、捨てるのももったいないと思ってしまったのですが、取っておいた方がいいでしょうか。周りの方の話を聞くと、結構上の子の教材を取っている方が多いようなので、先生のお世話になるにあたり、どちらの方がいいのかと思い、相談させて頂きました。

この手の相談は結構ありますし、実際取っておく方が多いのも事実です。

しかし同時に、取っておいても有効活用できていないというのもまた事実。

ほぼ例外なく、上の子の教材は下の子に使えません

例外というのは、親が子どもの勉強を完全にコントロールできている場合です。

何をやるとか宿題をやらせるとか、そういうレベルではなく、何ができていなくて、どの教材を使ってやらせるべきか、といったレベルでの話。

大抵はそこまでできないため、取っておくべきではない、という結論になります。

なぜ取っておいても有効活用できないのか?

下の子まで何歳離れているか、にもよりますが、4年も違えば学習指導要領も変わります

もちろん1年差、年子であっても、改定時期と重なればやはり変わってしまいます。

受験レベルではたいして変わっていないようにも見えますが、それでも出題方針や傾向は年度ごとに多少なりとも差が出てきます。

全く変わらない所もありますが、そもそも有効活用できない原因は時代だけではありません。

子どもの性格や学習スタイル、興味関心を持っている所が全然違うのです。

そのため、全く同じようにやらせようとしても、なかなか同じようにはいきません。

上の子でうまくいった教材でも、下の子には合わないなんてことはざらにあります。

特に塾が違えば方針も違いますので、全くスタイルが異なるテキストを併用することになります。

こういうちぐはぐな状況では伸びにくくなります

そのため、たとえ上の子の教材を取っておいたとしても、下の子に使うべきではありません。

それでも取っておきたい方が有効活用する方法

上の子の教材が力を発揮するのは、教材の変更点の確認、そして上の子との違いを確認するときです。

教材の変更点ということは、次の世代の入試に合わせて変えたことを意味するため、それが分かると強みになります。

そして子育てする上でどうしても付きまとってしまう兄弟姉妹間の比較。

これも数字でハッキリと出すことができるようになります。

しかし、それをしたところで一般の方はデータ自体を有効活用できないでしょう。

教材費が浮く!

否定はしません。

確かに教材費は浮きます。

しかし、上の子は教材費を浮かせるために何かしらの不便を被っているのです。

書き込むなと言われたり、綺麗に使えと言われたり。

子どもは言われればそうしますが、親はそのために失われているものを見えていません

そして下の子も、もしかしたら方針が変わってしまった古い内容を学ばせられている可能性があるのです。

確かに教材費はバカになりません。

しかし、教材よりももっと大切なものがあるはずです。

それを捨ててまで教材費を浮かせるべきではないでしょう。

今の教材は今の子のためにフル活用して使い切る!

今持っている教材は今使っている子に使わせるのがいいでしょう。

服と違っておさがりをしてもあまりいいことありませんからね。

今使っている子にしっかりと使わせてあげて、その上で使えるものは取っておく。

それが一番賢い使い方です。

そしてこの使い方の最大のメリットは、上の子が使い切ると、上の子が下の子に教える時のテキストになるということです。

下の子も、上の子が書き込んであるテキストを見て、どこが重要だったのかが一目でわかります。

下の子の方が要領が良いことが多いので、そういう情報がある方がはかどるのです。

取っておくのは構いませんが、取っておくために上の子を犠牲にするのだけはやめてあげて下さい。

素人が適切な管理もできないのに年度の違うものを扱っても、結果的に上の子も下の子もダメージを受けてしまうだけです。

今回のご相談者さんの場合は、上の子は中学受験だったので、中学校に上がった後にも自分で使えるものはあります。

そのため、科目や内容を絞って取っておくようにお話しました。

そして同時に下の子に使わせようとは思わないように釘をさしました。

お子様の状況や性格に合わせてちゃんと使い方を管理できるのであれば、このように取っておいても活かすことができます。

取っておきたいけれど、どうやって活用すればいいのかわからないなら、ファイへご相談下さい。

無駄にせず、有効活用する方法をアドバイス致しますよ(^^)/

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ABOUT US

1981年生、千葉県出身の学習法診断師。独自の教育論、常識外れの教育手法を用いて、大手進学塾で実績、成績上昇率共にトップを取り続け、個別指導塾、家庭教師でもミラクルと言われる多数の逆転合格を打ち出す。2013年に進学塾PHIを作り、2015年に株式会社学習法指導塾PHIを設立。子供たちを対象とした勉強のやり方の指導を初め、親へも教育に関する子育て指導を実施。教育活動の一環として、高校や大学での指導、セミナー活動、塾や学校の先生など教育者に対するコンサルティング、動物介在教育など、多岐にわたって教育業に携わる。

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